ヴァーチャル・ディスプレイ・デバイス(Virtual display devices)はドミニオン戦艦内で使われる携帯装置。殆どの宇宙艦でビュー・スクリーンの代わりに用いられた。
少なくとも2つのモデルがあり、ジェムハダー攻撃機で使われた小型のヘッドセット型と、ジェムハダー戦艦で使われた大型のショルダー・マウント型があった。ドミニオン艦には通常ボルタ人司令官とジェムハダーのファースト用の2個のディスプレイ・デバイスが装備されていた。
ヴァーチャル・ディスプレイ・デバイスは着用者が首を動かすだけで、エリム・ガラックが言うところの「脳内にビュー・スクリーンがある」ように艦の周囲の空間を表示する機能を持っていた。
このデバイス自体は、ボルタ人とジェムハダーが着用するように設計されていた。それ以外の種族が着用すると副作用があり、症状の一つとして人類が長時間使用すると頭痛を引き起こした。カーデシア人とベイジョー人はヘッドセットを使用しても問題ない様子であった。(DS9: 神の船、DS9撤退の日、明日なき撤退、嵐に立つ者たち)
背景情報
これはカーデシア人がドミニオンに加わったため、彼らが着用できるように設計されていた可能性がある。