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 '''アイコニア人'''(Iconian)は、今からおよそ[[遠い過去|20万年前]]に、広大な帝国を築いていたとされる種族である。彼らに関する文化については不明瞭な部分も多く、大抵彼らが語り継がれている物語において、アイコニア人は侵略者や征服者として描かれている。言い伝えによれば、アイコニア人は高度な科学力を有した種族であり、彼らはどこからともなく姿を現すことができたという。
 
 '''アイコニア人'''(Iconian)は、今からおよそ[[遠い過去|20万年前]]に、広大な帝国を築いていたとされる種族である。彼らに関する文化については不明瞭な部分も多く、大抵彼らが語り継がれている物語において、アイコニア人は侵略者や征服者として描かれている。言い伝えによれば、アイコニア人は高度な科学力を有した種族であり、彼らはどこからともなく姿を現すことができたという。
   
 
 アイコニア人は、[[アイコニア語]]を用いていた種族であり、この言語は、後に[[ディニアス語]]、[[ディーワン語]]、[[イコバー語]]などへ派生していったことが分かっている。
 
 アイコニア人は、[[アイコニア語]]を用いていた種族であり、この言語は、後に[[ディニアス語]]、[[ディーワン語]]、[[イコバー語]]などへ派生していったことが分かっている。
   
 [[2365年]]、[[ドナルド・ヴァーリー]][[大佐]]指揮下の[[USSヤマト]]は考古学者である[[ラムゼイ(博士)|ラムゼイ博士]]を招き、その際に、博士はーリー大佐に、ある発掘品をプレゼントした。この発掘品がどういう装置なのかはわからなかったものの、有機テクノロジーが用いられており、この発掘品が20万年の恒星間漂流の末にたどり着いたものと仮定したことで、[[アイコニア星|アイコニア人の母星]]と思われる惑星を発見することができた。
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 [[2365年]]、[[ドナルド・ヴァーリー]][[大佐]]指揮下の[[USSヤマト]]は考古学者である[[ラムゼイ(博士)|ラムゼイ博士]]を招き、その際に、博士はヴァーリー大佐に、ある発掘品をプレゼントした。この発掘品がどういう装置なのかはわからなかったものの、有機テクノロジーが用いられており、この発掘品が20万年の恒星間漂流の末にたどり着いたものと仮定したことで、[[アイコニア星|アイコニア人の母星]]と思われる惑星を発見することができた。
   
 
 しかし、直後にヤマトはアイコニアの探査機から発信された[[コンピュータープログラム]]の侵入により艦内各所でシステム異常が発生した。そして、[[USSエンタープライズD]]と合流した後、ヤマトは[[反物質貯蔵タンク]]の[[反物質]]排出装置の故障により、大爆発を起こし、1000名以上が犠牲になった。
 
 しかし、直後にヤマトはアイコニアの探査機から発信された[[コンピュータープログラム]]の侵入により艦内各所でシステム異常が発生した。そして、[[USSエンタープライズD]]と合流した後、ヤマトは[[反物質貯蔵タンク]]の[[反物質]]排出装置の故障により、大爆発を起こし、1000名以上が犠牲になった。
   
 エンタープライズの[[艦長]][[ジャン=リュック・ピカード]][[大佐]]始めエンタープライズのクルーはーリー大佐の遺志を継ぎ、[[ロミュラン艦]]に追跡を受けながらも[[ロミュラン中立地帯]]へと侵入し、アイコニアの母星と思われる惑星へ向かった。
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 エンタープライズの[[艦長]][[ジャン=リュック・ピカード]][[大佐]]始めエンタープライズのクルーはヴァーリー大佐の遺志を継ぎ、[[ロミュラン艦]]に追跡を受けながらも[[ロミュラン中立地帯]]へと侵入し、アイコニアの母星と思われる惑星へ向かった。
   
 
 ピカード艦長率いる上陸班は、爆撃によって廃墟と化したアイコニア星において、探査機の発射基地と思われる場所で[[ゲート・ウェイ]]を発見し、これによって、アイコニア人は宇宙の星々を、部屋から部屋を横切る感覚で訪れることができたという事実を発見する。
 
 ピカード艦長率いる上陸班は、爆撃によって廃墟と化したアイコニア星において、探査機の発射基地と思われる場所で[[ゲート・ウェイ]]を発見し、これによって、アイコニア人は宇宙の星々を、部屋から部屋を横切る感覚で訪れることができたという事実を発見する。

2010年5月15日 (土) 00:15時点における版

 アイコニア人(Iconian)は、今からおよそ20万年前に、広大な帝国を築いていたとされる種族である。彼らに関する文化については不明瞭な部分も多く、大抵彼らが語り継がれている物語において、アイコニア人は侵略者や征服者として描かれている。言い伝えによれば、アイコニア人は高度な科学力を有した種族であり、彼らはどこからともなく姿を現すことができたという。

 アイコニア人は、アイコニア語を用いていた種族であり、この言語は、後にディニアス語ディーワン語イコバー語などへ派生していったことが分かっている。

 2365年ドナルド・ヴァーリー大佐指揮下のUSSヤマトは考古学者であるラムゼイ博士を招き、その際に、博士はヴァーリー大佐に、ある発掘品をプレゼントした。この発掘品がどういう装置なのかはわからなかったものの、有機テクノロジーが用いられており、この発掘品が20万年の恒星間漂流の末にたどり着いたものと仮定したことで、アイコニア人の母星と思われる惑星を発見することができた。

 しかし、直後にヤマトはアイコニアの探査機から発信されたコンピュータープログラムの侵入により艦内各所でシステム異常が発生した。そして、USSエンタープライズDと合流した後、ヤマトは反物質貯蔵タンク反物質排出装置の故障により、大爆発を起こし、1000名以上が犠牲になった。

 エンタープライズの艦長ジャン=リュック・ピカード大佐始めエンタープライズのクルーはヴァーリー大佐の遺志を継ぎ、ロミュラン艦に追跡を受けながらもロミュラン中立地帯へと侵入し、アイコニアの母星と思われる惑星へ向かった。

 ピカード艦長率いる上陸班は、爆撃によって廃墟と化したアイコニア星において、探査機の発射基地と思われる場所でゲート・ウェイを発見し、これによって、アイコニア人は宇宙の星々を、部屋から部屋を横切る感覚で訪れることができたという事実を発見する。

 直後、ゲート・ウェイはアイコニアの探査機の発射基地諸共、ロミュランによる悪用を防ぐために、ピカード艦長によって破壊された。(TNG:埋もれた文明