アインシュタイン(Einstein NCC-1701⁄6)は23世紀中ごろに運用されていたクラスF・シャトルクラフトで、USSエンタープライズに搭載されていた。
2267年、アインシュタインはマット・デッカー准将に奪取された後操縦され、巨大兵器「惑星の殺し屋」への死をも厭わない突撃攻撃に使われた。デッカーの攻撃は「惑星の殺し屋」を破壊するには至らなかったが、エンタープライズのセンサーは兵器にダメージを与えていたことを捉えていた。
このことを手掛かりに、ジェイムズ・T・カーク大佐はUSSコンステレーションを兵器の開口部から内部へ突っ込ませて、その衝撃とともに艦のインパルス・エンジンの爆発を起こす攻撃を実行した。これにより「惑星の殺し屋」は活動を停止した。(TOS: 宇宙の巨大怪獣)
クラスF・シャトルクラフト |
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コロンブス • コンラッド • ダ・ヴィンチ • アインシュタイン • ガリレオ(2267年) • ガリレオ(2267年〜2268年) • NCC-1701/9 • ガリレオII • NCC-K7 • ピカソ |
付録[]
背景[]
- シャトルの名称はアルベルト・アインシュタインにちなんでいる。
- 『宇宙の巨大怪獣』のオリジナル版では『ゴリラの惑星』のガリレオ(2267年)が航行する映像を再利用していたためシャトルは名称不明だったが、リマスター版の制作にあたってCBSデジタルが新たなレジストリと名称をもつCGIモデルを作りだした。しかしその映像ではシャトルのレジストリは読めても名称は判読できなかった。そこでStarTrek.comにおいてマイケル・オクダがシャトルの名称を問われた時、「アインシュタイン」だと返答があった。
- NCC-1701/06というレジストリはリマスター版『宇宙の巨大怪獣』が放映される前に出版された『Ships of the Line』の56-57ページに載せられているアダム・レボウィッツが描いたイラストの、「惑星の殺し屋」の口に飛び込もうとするシャトルに表示されている。