アクサナール(Axanar)[1]はベータ宇宙域の惑星アグザナを故郷に持つ両性具有のヒューマノイド種族である。(ENT:死のファースト・コンタクト)
生理学[]
アクサナール人は緑色の血液をしており、ザイマス腺からトリグロブリンを生成している。トリグロブリンは医学や性欲を刺激する薬としての性質がある為、幾つかの異なる種族で用いられている。中にはアクサナール人の身体からトリグロブリンを強制的に「収穫」する種族もいた。
アクサナール人は窒素-メタンから成る大気で生活している。両性具有であり、平均寿命は400年である。(ENT:死のファースト・コンタクト)
歴史[]
2151年、エンタープライズ(NX-01)は未知の種族が襲撃したアクサナール貨物船に遭遇し調査の為に乗船班を送った。貨物船のクルーが死亡しているのを発見した上陸班は貨物船から救難信号を送り、それに応えてアクサナール船が引き返して来た。ところが宇宙翻訳機が不完全だった為、貨物船を襲撃したのはエンタープライズだと誤解されたが幸いにもホシ・サトウ少尉が翻訳機に頼らずにアクサナール語を翻訳出来た為アクサナール人に真の襲撃者はエンタープライズを攻撃している方だと伝える事が出来た。その後アクサナール人に援助を提供し人類はアクサナール人とファースト・コンタクトを行った。(ENT:死のファースト・コンタクト)
2152年以前にアクサナールの宇宙船は自動修理ステーションに寄った。その時アクサナール人のクルーの一人が宇宙ステーションのコンピュータを動かす脳として密かに加えられた。(ENT:謎の自律浮遊基地)
23世紀中頃、アクサナール人の故郷アグザナ付近で戦闘が起き、惑星連邦宇宙艦隊大佐のイザールのガースも戦闘に参加した。ガースはアグザナの戦いにおいて勝利を収め、彼に功績をもたらした行動は宇宙艦隊アカデミーの必読書になった。ジェイムズ・T・カークはアグザナ平和ミッションに加わりアグザナ平和ミッション勲章を受賞した。(TOS:宇宙軍法会議、TOS: 宇宙の精神病院)
人物[]
- 無名のアクサナール
付録[]
登場回[]
注釈[]
- ↑ 種族名は『ENT: 死のファースト・コンタクト』の終盤で一度だけ言及された。これはかつてTOSで言及されてきた地名アグザナ(Axanar)と同じであるが、アクサナールと吹き替えられた。