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Arachnid Nebula

アラクニド星雲

 アラクニド星雲(Arachnid Nebula)は星間物質雲の1つで、ヴァルカン星から離れた所に位置する。アラクニド星雲はローラ・ダンリー著の天文学書『The Cosmos A to Z』の表紙カバーに取り上げられており、星雲の直径が65億kmであると書かれていた。ジョナサン・アーチャー大佐は幼少時にこの本にインスピレーションを受けた。

 2151年NX級宇宙船エンタープライズ(NX-01)ヴァルカンの民間輸送宇宙船ヴァークラスは、星雲の探査を行った。その結果星雲の直径が実際は65億では無く、80億km以上である事を発見し、星雲には2000万立方km以上のダイソディウム塩素酸塩エチルの痕跡が顕著だった。エンタープライズはこの新情報を天文学書の改訂版を作る助けとして地球に送った。(ENT:果てなき心の旅

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