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現実世界
(制作視点での記事)

アンドロイドの裏切り
"Datalore"

TNG シーズン 1
制作順No.40271-114
本国初放映1988年1月18日、第12話
Data and Lore, 2364
脚本ロバート・レーウィン
ジーン・ロッデンベリー
ストーリーロバート・レーウィン
モーリス・ハーレイ
監督ロブ・ボーマン
宇宙暦/西暦 41242.4/2364年

 USSエンタープライズDオミクロン・シータにあるヌニエン・スン博士の実験室から収容した組立て途中のアンドロイドデータの兄ローアだった。

ストーリー[]

 USSエンタープライズDデータの生まれた惑星オミクロン・シータに向かっている。植民者は行方不明だ。データが見つかった場所には隠し扉があり、中には実験室がある。ヌニエン・スン博士の実験室だと云う。博士はアシモフのSF作品に出てくる陽電子頭脳を実現しようとしていた。ここで組立途中のアンドロイドを一体見つけ、艦内に持ち帰り組み立てる。作動したアンドロイドはローアという名前だ。データよりもこなれた動作をする。ローアの話では植民者は結晶生命体に襲われたという。

 ローアはデータとすりかわる事に成功する。実は、ローアは結晶生命体に植民者の居場所を教えて襲わせていたのだ。そして、今度はエンタープライズの乗員をも襲わせようとする。からくもウェスリーがすりかわりに気づき、ローアの企みを阻止した。

背景[]

  • ビデオ発売時の邦題は『アンドロイド伝説』である。
  • これはジーン・ロッデンベリーが亡くなる前に書いた最後のエピソードである。
  • ローアは元々の企画では女性のアンドロイドだった。ブレント・スパイナーの提案で古くからの「悪の双子」の設定が使われることになった。女性のアンドロイドのアイデアは後の『TNG: アンドロイドのめざめ』で使われた。

連続性[]

  • データの船室が初登場した。後のエピソードではデザインが著しく変化している。
前エピソード
宇宙空間の名探偵
新スタートレック
シーズン 1
次エピソード
奪われた女神達の惑星
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