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イオシアン
Kalo
カロ イオシア人男性(2268年
Bela's gun moll
イオシア人女性(2268年) 

 イオシアン(Iotian)、またはイオシア人[1]は、シグマ・イオシア2号星を母星とするヒューマノイド種族。彼らは模倣が得意で、聡明な種族と見做されている。


歴史[]

 2168年惑星連邦宇宙艦USSホライズンが彼らの母星を訪問した。当時のイオシア人の文化水準は産業革命の初期程度であった。しかし、ホライズンがイオシア人と接触した頃は内政不干渉の原則が徹底されておらず、ホライズンのクルーたちは、技術仕様書ラジオ、さらには「1920年代のシカゴ・ギャング」という本をイオシア人たちに与えてしまった。ホライズンが去った後、イオシア人たちは「1920年代のシカゴ・ギャング」の影響を受けて、彼らの中で道徳的逆転が発生。そして、かつて地球シカゴなどに存在した、ギャングが治める社会を形成していった。

 ホライズンはそのまま消息を絶ち、それから約100年後の2268年USSエンタープライズがホライズンの痕跡を発見し、ホライズンが最後に立ち寄ったとされるシグマ・イオシア2号星を訪れることになった。イオシア人たちとコンタクトを取り、仮にホライズンとの干渉でイオシア人の社会に悪影響が出ていた場合、修復しなければならなかったためである。

 エンタープライズのクルーたちと、最初に接触したイオシア人はベラ・オクミックスだった。オクミックスはノースサイド・テリトリーの「ボス」であり、隣接するサウスサイド・テリトリーのボス、ジョジョ・クラコとの間で小競り合いを繰り返していた。彼の元をジェイムズ・T・カーク船長らが訪れていたが、クラコの組織にダメージを与える目的のために「ドンパチ[2]を寄越せ」と詰め寄った。カークらがそれを拒否すると、オクミックスはカークたちを軟禁した。程なくカークたちは脱走し、副長スポック中佐ドクターレナード・マッコイはエンタープライズに戻ったが、別行動を取ったカークはクラコの手下であるザボに誘拐された。だが、カークは自力でクラコの元からも脱走した。カークは、ボス同士で話し合いをさせるため、まずはクラコをエンタープライズに転送させ、オクミックスには、テポを始めとする他のボスたちに電話をさせ、エンタープライズの転送装置で次々とオクミックスのオフィスに集めさせた。オクミックスのオフィスに集められたボスたちは言い争いを始めるも、カークは彼らを何とか説得しようと試みた。その最中、「クラコがオクミックスに誘拐された」と思い込んだザボたちがオクミックスのオフィス前の街道へ押し掛け、オクミックスの部下たちと銃撃戦を始めた。カークは彼らを止めるために、麻痺に設定にしたフェイザー・バンクによる攻撃を行なって、誰も殺さない形で銃撃戦を沈めた。そして、カークはオクミックスを「トップボス[3]」に、クラコを「オクミックスの右腕」にそれぞれ指名し、シグマ・イオシア2号星の社会を「シンジケート」として纏めさせ、さらに、彼らから40%の「分け前」を徴収する形で決着した。

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背景[]

注釈[]

  1. 日本語版では「イオタ人」と言及。
  2. イオシア人の間では「銃火器」を指している語と思われる
  3. 日本語版では「大ボス」と訳出