(複数の異なる時間軸からの情報)
イオン嵐(ion storm)はイオン化した粒子が含まれる磁気嵐の一種で、時速数千キロで移動する。惑星や宇宙空間で巻き起こるイオンの乱流は宇宙船の航行を危険にし、転送装置の正常な使用はほぼ不可能になる。高レベルのイオン嵐ともなると宇宙船は深刻なダメージをうけて破壊されることもある。
2129年、イオン嵐がカンターレ補給船のプラズマ・コンジットをオーバーロードさせ、ある惑星に不時着させた。(ENT: 閉ざされたオアシス)
2154年、フロックスはイオン嵐による被害を避けるため、エンタープライズ(NX-01)のクルーを安全な昏睡状態にし船のメインシステムをシャットダウンしてやり過ごした。(ENT: フロックス船長の孤独)
ベイジョー星系のデノリアス・ベルトでは少なくとも22世紀にはイオン嵐が発生していた。アコレム・ラーンの太陽帆船はイオン嵐の中に入り激しく損傷した。(DS9: 夢の古代船、選ばれし者の困惑)
3189年、USSディスカバリーはイオン嵐にとらわれているUSSチホフを見つけた。(DIS: 鋼の意志)
転送機への影響[]
イオン嵐は転送機に影響を与えることもある。
2255年、鏡像宇宙においてISSブランはISSカロンと交戦中にイオン嵐に突入してしまい、ブランは惑星からガブリエル・ロルカの転送収容を試みたものの、イオン嵐の作用によってロルカは通常宇宙の分身と入れ替わってしまった。鏡像宇宙から来たロルカは通常宇宙のロルカとして振る舞い、USSブランの船長を続け、後にUSSディスカバリーの船長になった。公式にはロルカが鏡像宇宙の分身と入れ替わった原因は不明とされていた。(DIS: 過去は序章)
その後の2267年、惑星ハルカンを訪れていたUSSエンタープライズの船長ジェイムズ・T・カーク大佐ら四人の転送収容を試みたところイオン嵐に遭遇し、四人は鏡像宇宙の分身たちと入れ替わり、ISSエンタープライズで実体化してしまった。幸運にもロルカの場合とは異なり、カークたちは通常宇宙へと帰還することが出来た。(TOS: イオン嵐の恐怖)
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