Memory Alpha
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エモーション・チップ(emotion chip)はデータ少佐に人間の感情を経験させるためにヌニエン・スン博士によって開発された装置である。

 スン博士は20年間におよぶ研究の末、2366年にチップを完成させ、ターリナ3号星の彼のラボにデータを呼び寄せ、チップを組み込むはずたっだ。しかし、同時にローアも現れ、データになりすましチップを盗んでしまった。(TNG:永遠の絆

 2369年、ローアはエモーション・チップによる負の感情を搬送波に乗せてデータに送り、ローア側に寝返らせてしまう。しかし、USSエンタープライズDのクルーとしての倫理プログラムは復活しローアの計画は失敗している。その後、ローアは解体されたときに、エモーション・チップも回収されたが、データはこのチップは危険すぎるとし、自身には取り付けてはいない。(TNG:ボーグ変質の謎・後編

Emotion chip

ジョーディ・ラフォージはニューラルネットへの接続に同意した

 しかし、データ少佐は2371年、自分の人生経験を豊かにするためにチップを取り付けることを決心している。しかし、不幸なことに、チップにより予期せぬ感情を経験してしまったせいでポジトロニックリレーをオーバーロードさせてしまった。さらに、ニューラル・ネットを融合してしまい、取り外しも不可能となった。しかし、彼は様々な感情を経験することにより、感情をコントロールできるようになった。(スタートレック:ジェネレーションズ

 2373年までに、データ少佐はチップのオンオフができるようになっている。(スタートレック:ファーストコンタクト

 その後、チップは取り外しが可能となり、惑星バクーへの調査派遣時にはチップを持って行っていない。(スタートレック:叛乱

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