クティンガ級(K't'inga class)巡洋戦艦は、クリンゴン防衛軍が保有する宇宙艦である。
概要[]
2270年代にクリンゴン防衛軍の主力戦闘艦として、それまで主力であったD7級巡洋戦艦の後継艦として就役した。当時のクリンゴン軍の最強の戦闘艦であり、2290年代においてもその地位を保持していた。
2272年のヴィジャー事件の際に、連邦側のイプシロン9基地において三隻のクティンガ級が確認された。(劇場版スタートレック)
2285年時点で、宇宙艦隊アカデミーにおける訓練「コバヤシマル試験」において登場する敵艦がこのクティンガ級でもある。(スタートレック2:カーンの逆襲)
クティンガ級は24世紀においても一部が運用されており、第二次連邦・クリンゴン戦争やドミニオン戦争においても、前線や国境警備艦として運用されていた。(DS9:クリンゴンの暴挙、DS9: 我らクリンゴン、DS9: 明日なき撤退)
技術情報[]
戦術情報[]
クティンガ級は後のヴォルチャ級の登場までの間、クリンゴン軍において最強の戦闘艦であった。宇宙艦隊のエクセルシオ級との一対一の対決においても十二分に対抗できる能力を持っていた。(VOY:伝説のミスター・カトー)
船体の特徴[]
クティンガ級のデザインは、22世紀の主力艦であったD5級巡洋戦艦の基本的なスタイルを踏襲しており、D7級巡洋戦艦を拡大増強したものとなっている。
クティンガ級の艦首の部分にブリッジが位置しており、細長い船体が後部船体と接続されている。翼の様に広がった両脇にエンジン・ナセルが接続され、艦尾のモジュールに後方の武装とインパルス・エンジンが配置されている。
同型艦[]
- IKSアマール
- IKSクロノス・ワン
- IKSトング
- IKSバモス