Memory Alpha
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新時間軸
(2233年分岐)

元の時間軸の当該人物については、クリストファー・パイクを参照。
鏡像宇宙の当該人物については、クリストファー・パイク(鏡像宇宙)を参照。

 クリストファー・パイク(Christopher Pike)は23世紀宇宙艦隊士官である。2258年USSエンタープライズの初代艦長に就任し、ジェイムズ・T・カーク大佐に引き継いだ。

経歴[]

 パイクは地球モハーヴェで生まれた。(TOS:歪んだ楽園スター・トレック映画公式サイト)

Christopher Pike (alternate reality), 2255

カークを宇宙艦隊入隊へと説得するパイク。

 2233年より後のある時、パイクはUSSケルヴィンが破壊された際の指揮官ジョージ・カークの行動について論文を書いた。(スター・トレック) 2255年までにパイクは宇宙艦隊史上最短の4年で大佐まで昇進し、宇宙艦隊アカデミーの入学者を集める仕事をしていた。(スター・トレック映画公式サイト) 彼がカークの息子のジェイムズ・T・カークに出会ったのはアイオワリバーサイド造船所だった。ジェイムズ・カークはバー士官候補生数人を相手に喧嘩をしてのびていた。パイクは彼に説教をし、宇宙艦隊に入隊して父親以上のことを成し遂げてみろと説得した。

Christopher Pike, 2258

USSエンタープライズ、パイク艦長。

 2258年、パイクは新造の惑星連邦旗艦USSエンタープライズ艦長として配属された。エンタープライズの処女航海は、地球がヴァルカン星から受信した救難信号によって前倒しになった。パイクは艦隊を率いて、ヴァルカン星からの避難を援助する任務に向かった。エンタープライズはその先でロミュラン採鉱船ナラーダに遭遇した。ナラーダの司令官ネロに投降を要求されたパイクはそれを受け入れ、シャトルクラフトでナラーダへ向かった。ナラーダのドリルを無力化するため、彼はカーク、スールー操舵手オルソン機関部長をシャトルからドリル・プラットフォームにダイブさせた。

Christopher Pike (alternate reality) admiral uniform

車椅子に乗ったパイク提督。

 パイクはネロと彼の副官アイエルに尋問され、地球の惑星防衛システムのコードを教えるよう強要された。初めは抵抗していたが、パイクはケンタウリ・ナメクジの影響で制御を失ってネロの必要な情報を教えてしまった。しかし、ジェイムズ・カークがエンタープライズから救出にやって来た。衰弱していたにも関わらず、パイクはカークの背後に現れたロミュランに気付くとカークの腰から銃をとって敵を撃ち倒すことが出来た。

 任務が成功を収め、またナラーダが破壊された後、パイクは提督に昇進した。そしてジェイムズ・T・カーク大佐がエンタープライズの艦長に就任した。解任式の際は、パイクは車椅子に座っていた。(スター・トレック

 2259年、パイクは宇宙艦隊本部での会議中にジョン・ハリソンの襲撃に遭い死亡した。(スター・トレック:イントゥ・ダークネス

記憶に残る言葉[]

「君の父親が宇宙艦の艦長をしたのは12分間だった。彼は800の命を救った。君の母親と、君も入っている。君にはそれ以上が出来るはずだ」

パイク、ジェイムズ・カークに対して。


「最大ワープだ。飛ばせ(Punch it)」

パイクのワープ開始命令。


「パーキングブレーキがかかっているのか?」

パイク、ヒカル・スールーに対して。ヴァルカン星へのワープに失敗した時。


「カーク、君を副長に昇格させよう」
「何だって?」
「艦長? すみません、謝罪します。人間の冗談は複雑で私には理解できません」
「冗談ではない、スポック。それに艦長は私ではなく……君だ」

カークとスポックを昇格させるパイク。

背景[]

 『スター・トレック』の脚本では、パイクを「背の高い、厳格な宇宙艦隊士官」と紹介している。

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