(複数の異なる時間軸からの情報)
クリンゴン・ウォーバード(Klingon warbird)は22世紀中期や新時間軸の23世紀中期に使用されたクリンゴン帝国の軍艦である。
2151年、ヴァルカンのトス外交官はクラングの遺体をクロノスに届けるとクリンゴンを説得しなかったら地球はクリンゴン・ウォーバードに攻撃されるところだったと主張した。(ENT:夢への旅立ち)
新時間軸[]
2258年頃に行われていたコバヤシマル・シナリオのテストには5隻のクリンゴン・ウォーバードが登場した。これらのウォーバードは遮蔽装置とシールドを備えており、光子魚雷で武装していた。ジェイムズ・T・カークが3回目に挑戦した時、中立地帯に入って来た2隻によって武器をロックされた。間もなく残りの3隻が遮蔽を解除して標的を定め、シールドを保ったまま武器を発射して攻撃を始めた。しかしカークが用意したサブルーチンの影響でウォーバードのシールドが突然消失し、一発ずつの光子魚雷で簡単に破壊された。
同年、ウフーラ候補生はクリンゴン流刑惑星がロミュラン船に攻撃されてクリンゴン・ウォーバードが47隻破壊されたという緊急通信を受信して聞いていた。(スター・トレック)
背景[]
『スター・トレック』のウォーバードはジョン・イーヴスがデザインした。ナラーダがUSSケルヴィンに衝突された後の削除された場面では、クリンゴン・ウォーバードの艦隊が遮蔽を解除してナラーダを取り囲んだ。
「ウォーバード」という言葉が『ENT: 夢への旅立ち』でクリンゴンの宇宙艦に対して使われたのは作家のミスだった。このエピソードが製作された直後にブラノン・ブラガは、「我々はパイロット版でクリンゴンの船を『ウォーバード』と呼ぶミスをしてしまった。本当はロミュランが使うのが『ウォーバード』でクリンゴンが使うのは『バード・オブ・プレイ』だ。これについてはどうしようもなかったが、たくさんのファンを怒らせることになるのは間違いない。だがこれはうっかりミスだった。」と述べた。(Star Trek: The Magazine Volume 2, Issue 9, p. 20)