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2008年3月29日 (土) 13:12時点における版
クリンゴン帝国(The Klingon Empire)は、惑星クロノス(Qo'noS)を起源とするクリンゴン人の国家である。帝国の起源は、約1,500年前(クリンゴン暦で約1,000年前)に伝説の英雄カーレス(Kahless Unforgettable)が国家統一を成し遂げ、クリンゴン帝国を設立させたことが起源とされる。そして、その後多数の星系を征服して帝国の版図を広げていった。
クリンゴンの歴史
- クリンゴンの歴史を参照。
クリンゴンの支配領域
以下を参照
- クリンゴンの領域
- クリンゴン帝国の支配惑星
政治
クリンゴン帝国は公式には君主制の封建制度であり、皇帝(伝統的に、皇帝には初代皇帝のカーレスの子孫が即位する)が最高権力を握っているが、実際はクリンゴン帝国最高評議会(High Council)が現在最高の権力を握っている。そのため、21世紀には皇帝の地位は事実上撤廃されたが、2369年に聖職者によってクローン技術を用いて復活させられたカーレスが象徴的肯定として即位している。
帝国の実際の最高権力者である「総裁」は、クリンゴン帝国最高評議会の指導者である。クリンゴン帝国最高評議会は名門家系の出の者24名から構成されている。
通常は総裁の地位に女性が就任することは許されないが、2293年にゴルコン(Gorkon)総裁の娘であるアゼドバー(Azetbur)が特例として父の後を継いで総裁に就任したこともあった。(アゼドバー以降、例は無い)
様々な派閥が絶えず総裁の地位を狙うため、いつしか総裁を選ぶための儀式を作り上げ、儀式を通過したものが総裁へと就任するという流れが出来上がった。ただ、総裁が臆病であるとして挑戦し殺した際にはその地位を取って代わることも伝統的に可能である。
クリンゴン人の暴力的傾向から、内戦を防ぐために幾人かの抜け目ない長官たちは戦争の火種を作ることに躍起になっていた。2150年代には、流刑地ルラペンテから脱獄したジョナサン・アーチャー船長を、デュラスに命じて再逮捕させようとしたり、ガウロン総裁の時代にはカーデシア連合に対して無理矢理戦争をしかけたりと、内部の問題を外部の問題に焦点を移させることで解決させようとしてきたのである。
施設と機関
軍隊
クリンゴン帝国は、クリンゴン帝国防衛軍通称クリンゴン軍を保有している。
詳細はクリンゴン帝国防衛軍の項を参照。