ゲイレブ(Gareb)はロミュランに拉致されたイーナーの男性で、2154年にロミュラン無人艦の操縦をさせられた。
ゲイレブは2153年11月頃に故郷のアンドリアでロミュランによって拉致された。ロミュランはゲイレブが最後の生き残りであると信じ込ませた。
2154年、ゲイレブはロミュランのプロトタイプ無人艦のパイロットをさせられた。無人艦はテレパシー能力を利用したテレプレゼンスで操縦するもので、テラライトとアンドリアンや他の種族の間に戦争を引き起こす陰謀を帯びていた。無人艦は偽りの船影で様々な艦船を破壊し、政治的混乱を招いた。(ENT:ロミュランの陰謀)
二隻の無人艦を操ってエンタープライズ(NX-01)と戦闘している時、ゲイレブはテレパシーで妹ジャメルの存在を感じた。ジャメルは兄を救うためにエンタープライズでテレプレゼンス装置を使用していた。ゲイレブは真実を知り、片方の無人艦でもう一隻の無人艦を破壊した。作戦を指揮していたロミュランのヴァルドア提督はゲイレブを撃ち殺した。ジャメルは、兄の死は孤独ではなかったと述べた。(ENT:氷窟の民)
背景[]
『ENT: バベル1号星』ではゲイレブは正体が謎の状態で登場しているが、それはクレジットされていない俳優Glen Hamblyが演じた。