コリダン(Coridan)、あるいはコリダナイト(Coridanite)は惑星連邦加盟のコリダン星を故郷に持つヒューマノイド種族である。[1]ベータ宇宙域に存在する母星のコリダン星はダイリチウムが豊富である。コリダン人は2155年まで数世紀に渡ってオリオンと貿易を行っていた。(TOS: 惑星オリオンの侵略、ENT: テラ・プライム・前編)
2151年の時点でコリダン星には30億の人口があり、赤道地域の幾つかの都市に集中していた。首都の周囲は貧民街があり都市の郊外に多くの生体反応があった。しかしながら、コリダン星ではヴァルカンが援助している政府と、その政府をヴァルカンの傀儡政権とする、アンドリアンの支援する反乱軍とがヴァルカンとアンドリアを巻き込んで内戦になっていた。ヴァルカンはコリダン星のヴァルカン星へのダイリチウムの輸出権を維持する計画だった。(ENT: 恩讐を越えて)
2152年コリダン人は、ディケンディ3号星で種族間医療交換計画会議に参加しており、その内の「コリダン・ゲノム会議」の日程を14時の6講堂への変更を会議ビルのスピーカーでアナウンスした。(ENT: 消せない汚名)
2155年コリダン人は地球で惑星連合の会議に参加したがテラライトのオリオン・シンジケートとの貿易制限の提案を拒否した。(ENT: テラ・プライム・前編)
2268年、コリダンの惑星連邦加盟を検討するためにバベル会議が行われた。この頃のコリダン星は人口過疎で2億しかなく、加盟すればコリダン星は恒星間法の下保護を受けられテラライトやオリオンの違法採鉱を防ぐ事が出来た。(TOS: 惑星オリオンの侵略、TAS: 宇宙海賊オリオン軍団)
ヴァルカンのサレク大使によると当時、オリオンやテラライト等からの採鉱作業は継続しており利害関係により連邦のメンバーは賛成しないだろうと考えたが自身は加盟を支持し議論の進展を図った。その後コリダンは連邦に加盟した。(TNG: 英雄症候群)
2374年ドミニオン戦争中、コリダンはダイリチウムが豊富な為、戦略上の重要な場所としてジェムハダーの攻撃を受けた。(DS9: ルビコンの奇跡)
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