コンピュータ(Computer)とは、情報の蓄積、体系化、表示や、データの計算、ユーザーによって指示された命令の実行などを行うプログラム可能な機器である。
初期のコンピュータ[]
地球においては、機械的な計算装置は1600年代から存在していたが、最も初期の電子的なコンピュータ技術が開発されたのは1940年代後半のことである。もっとも、そういったコンピュータを構成する基本的な部品そのものは、1930年代前半には一般的に存在していた。(TOS: 危険な過去への旅)
初期のコンピュータは、音声認識の機能を持っておらず、ユーザーは必要なプログラムを実行させるのにキーボードやマウスを使っていた。(スタートレック4:故郷への長い道)
デスクトップ上では、表示されているアイコンがそれぞれ、そのコンピュータの異なる機能を示していた。キャスリン・ジェインウェイは、この時代のコンピュータを「石のナイフや熊の皮」と比較していた。[1](VOY: 29世紀からの警告・前編)
デュオトロニック・システム[]
2243年、リチャード・ディストロム博士によりデュオトロニック・コンピュータが発明され、以後80年間、宇宙艦隊の全艦艇の標準的なコンピュータ・プラットフォームとなった。(TOS: 恐怖のコンピューターM-5)
マルチトロニック・システム[]
同じくリチャード・ディストロム博士によって発明されたMシリーズマルチトロニック・システムは、宇宙艦における初の完全独立型の人工知能(AI)を目指したものであった。最初の4つのマルチトロニック・システムは失敗に終わったが、第5世代(M-5と呼ばれた)は実地でのテストが可能なまでに進化したと思われた。しかしながらM-5の実地テストは失敗し、それ以上のテストは行われなかった。そして、後にこの計画は放棄された。(TOS: 恐怖のコンピューターM-5)
アイソリニア・システム[]
2329年、宇宙艦隊はアイソリニア・オプチカル・チップを使った新しいコンピュータ・システムの導入を開始した。(TNG: エンタープライズの面影)
参照[]
- アイソリニア回路
- アイソリニア・チップ
- アイソリニア・ロッド
バイオ神経システム[]
2370年代、アイソリニア・コンピュータ・システムは、バイオ神経ジェル・パックによりその大部分が構成されるバイオ神経回路を含めることにより、大幅に拡張されることになった。({{VOY|遥かなる地球へ**) バイオ神経回路は、特定のバクテリア性もしくはウイルス性の感染症にかかりやすい傾向にあり、また、サブニュークレオン放射線の影響も受けやすい。(VOY: バイオ神経回路、巨大ウィルス、放射能星雲の孤独) ヴォイジャーのメイン・コンピュータ・プロセッサは、575兆回/ナノ秒の処理能力(575,000ExaFLOPS)を持ち、4700万のデータチャンネルに同時にアクセスが可能、また、動作温度は10~1790ケルビン(-263℃~1517℃)の範囲である。(VOY: 宇宙を飛んだダ・ヴィンチ)
ポジトロニック・システム[]
ポジトロニックは、高度に発達したコンピュータ・システムに使われており、それが使用されていることを示す電磁波サインは、スン型アンドロイドのみが発するものである。(スタートレック:ネメシス)
携帯型デバイス[]
ソフトウェア[]
- アルゴリズム
- 診断
- ホロプログラム
- プログラム
- サブルーチン
関連項目[]
付録[]
注釈[]
- ↑ 日本語訳では「石器時代の道具」と訳されている。