ジャック(Jack)は1957年にペンシルベニア州のカーボン・クリークで暮らしていた青年である。
彼は非常に賢く、大学で機械工学を学ぶことを夢見ていた。他にも図書館で手当り次第に本を読み、天文学や文学など色々なものに興味があった。父親は蒸発してしまっていたため、母親マギーはジャックが大学に行けるようにとバーで募金を募っていた。
1957年、地球で遭難していたヴァルカン人トゥミアはカーボン・クリークでジャックと友人になった。ジャックはトゥミアがしていた瞑想に興味をもち、トゥミアは彼の知識や好奇心に感心した。
ジャックは高い成績にも関わらずお金が足りないために大学を諦めようとしていた。それを聞いたトゥミアは彼女の遭難船の備品を売り、募金の瓶にこっそり札束を入れておいた。(ENT:スプートニクの飛んだ夜に)