ジャメル(Jhamel)はイーナーの女性で、ロミュランに拉致され利用されたゲイレブの妹である。
2154年、行方不明になっていたゲイレブがロミュラン無人艦をテレプレゼンス遠隔操作しているらしいことが判明した。兄を救うため、ジャメルはジョナサン・アーチャー大佐とシュランに同行してエンタープライズ(NX-01)に乗船した。彼女はエンタープライズのクルーが用意したテレプレゼンス装置を使って兄の位置を突き止め無人艦の攻撃を止めることに同意した。しかし装置を試したジャメルはシナプスに問題を起こし、ひどく消耗してしまった。ドクター・フロックスは彼女が回復出来ると診断したが、また装置を試すのは危険過ぎると主張した。シュランは彼女の勇気に心を動かされ、惹かれていった。
その後エンタープライズは無人艦2隻との戦闘を開始した。ジャメルは兄の存在を感じ、警告を無視して再び装置を使った。彼女は兄とテレパシー的に接触し、ゲイレブがロミュランに騙されて遠隔操作を強要させられていることを知った。ジャメルが真実を伝えるとゲイレブはエンタープライズの攻撃をやめ、無人艦を互いに攻撃させた。無人艦は破壊されたが、ジャメルはゲイレブがロミュランに殺されたのを感じた。ジャメルは兄が孤独に死ぬのを防ぐことが出来たことでアーチャーたちに感謝した。(ENT: 氷窟の民)