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2014年6月7日 (土) 02:10時点における版

鏡像宇宙
(共存する裏の宇宙)

 スラー(Slar)はソリア連合奴隷使いとして雇われていたゴーンである。

 スラーは2155年平行宇宙から現れたUSSディファイアント(NCC-1764)の解体作業に従事する7人の奴隷の頭であった。ところがその途中でテラン帝国宇宙艦ISSエンタープライズ(NX-01)の侵略軍が乗艦し、ディファイアントをソリア人スペースドックから奪った。スラーは艦内にひそみ、ケルビーを含むテランのクルーを殺してワープ・エンジンに必要なプラズマ・レギュレーターを盗んだ。そしてジョナサン・アーチャー艦長に連絡してディファイアントを去るためのシャトルクラフトの提供を、レギュレーターと引き換えに要求した。アーチャーは、これは交渉ではないと言って拒否した。

ファイル:Slarsideview.jpg

アーチャーと闘うスラー

 スラーは通信機を使って生体反応を偽装し、探しに来たリード少佐の班を罠にはめた。彼らを爆弾で始末したあと、スラーは同じく彼を探していたアーチャーとMACOに天井から襲いかかった。格闘の末、アーチャーはトゥポルに命じて重力プレートの極性を上げさせた。スラーは20Gの重力には勝てず床に這いつくばった。アーチャーはフェイズ・ライフルで彼を何度も撃ち、結局レギュレーターを奪い戻したのだった。(ENT:暗黒の地球帝国・後編

背景

 スラーは『TOS: 怪獣ゴーンとの対決』のゴーンのようなゴム製の着ぐるみではなく、CGIキャラクターである。しかし、キャラクターの動きはいわゆるトラッキング・スーツと呼ばれるものを着たスタントマンが演じた。