セスタス3号星[1](Cestus III)は惑星連邦領域とゴーン・ヘゲモニーの境界付近に存在するセスタス星系の第3惑星。
セスタス3号星はMクラスであり連邦に加盟している。セスタス3号星の属するセスタス星系はメトロン・コンソーシアムとも近くディープ・スペース・9とは「連邦の反対側」に位置している。(TOS: 怪獣ゴーンとの対決、DS9: クワークの母)
歴史[]
23世紀後半、セスタス3号星は連邦領域の最先端でその先は僅かしか知られていなかった。セスタス3号星にはコロニーとトラヴァーズ准将の指揮する小型の前哨基地が建設されていた。対してゴーンはセスタス星系を自らの領域だと認識していた為に連邦のコロニー建設に驚き連邦の入植者を侵入者だと見做した。
2267年、あるゴーンのキャプテンは宇宙艦を指揮して地上部隊を送り侵入に対しての報復行動としてコロニーを襲撃し多くの入植者を滅ぼした。ゴーンはトラヴァーズを装った偽の救難信号を発してUSSエンタープライズをセスタス3号星に誘き寄せ、地表にジェイムズ・T・カーク大佐率いる上陸班が転送降下した。地上部隊は撃退されエンタープライズはゴーン艦を2466 PM付近まで追跡したが2隻はメトロンに乗っ取られ、カークとゴーンはメトロンの用意した惑星で決闘を強いられた。(TOS: 怪獣ゴーンとの対決)
カークとゴーンの惑星上での対決は後に、彼の経歴の内でも最も有名な事件の1つになり、ベンジャミン・シスコ大佐は「一度カークと握手したいし、セスタス3号星でのゴーンとの決闘はどうだったか訊ねてみたい」と述べた。(DS9: 伝説の時空へ)
24世紀[]
24世紀、ゴーンとの論争は解決し連邦はセスタス3号星にコロニーを再建した。この時代ベイジョー星系からセスタス3号星までの亜空間通信は約2週間掛かり、貨物船ゾザの最大ワープでは8週間掛かった。2371年、入植者達はセスタス・コメッツとパイク・シティ・パイオニアズを含む6つのチームで構成される野球のリーグを作った。キャシディ・イエイツの兄弟はセスタス3号星に居住しており、キャシディとシスコをコロニーの生の野球の観戦に招待した。(DS9: クワークの母、クリンゴンの暴挙)
関連項目[]
- セスタス3号星の人物