セレヤ山(Mount Seleya)はヴァルカン星にある宗教的な山である。ヴァルカンのフォージの遠い端に位置する。
3世紀にスラクはセレヤ山で純粋論理の哲学を悟った。セレヤ山はのちに「コリナー」のような儀式が行われる場所となった。
スラクはまたセレヤ山でIDIC、つまり「無限の組み合わせにおける無限の多様性」の物語を始めた。そののち、彼の支持者と「猛禽の翼の下を行く者たち」(those who marched beneath the raptor's wings)との間に争いが起こり、スラクは放射能中毒によりこの山で命を落とした。スラクに対立した彼らはヴァルカン星を去り最終的にロミュランになったとされている。(ENT:狙われた地球大使館、ENT: 陰謀の嵐、ENT: バルカンの夜明け)
2285年、司祭(venerable high priestess)のトゥラーがスポックの「ファル・トア・パン」の儀式をセレヤ山で取り仕切った。(スタートレック3:ミスター・スポックを探せ)
トゥカラス・サンクチュアリはセレヤ山からざっと37ケリカムの距離にある。(TNG:謎のエイリアン部隊・後編)