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Tyken's Rift

タイカン断層の図

 タイカン断層(Tyken's Rift)は巨大な空間断裂でエネルギーを吸収する珍しい空間異常で、この名前は断層に最初に遭遇したメルスジアン艦長ベラ・タイカンに因んで名付けられた。

 タイカンは断層に陥った時、断層を分析し巨大なエネルギーを放出によって空間異常を打ち破れるかもしれないと結論付けた。彼は貨物にあったアニシウムユリウムを使って巨大な爆発を起こし裂け目を生み出し裂け目の中心を通り断層から脱出した

Hydrogen stream

断層に向けて水素を放出するエンタープライズ

 2367年USSエンタープライズ(NCC-1701-D)は行方不明になっていた連邦USSブラッテンを発見した後、タイカン断層に捕らわれた。ブラッテンの乗組員は互いに殺し合っており、エンタープライズのクルーも同様の影響が出始めたが、最終的に断層の反対側に捕らわれていたテレパシー種族が送っていた精神伝達によって影響が出ていた事が判明した。カウンセラーディアナ・トロイは夢の中でテレパシーを受け取り、そのメッセージを分析し異星人がエンタープライズに断層に向けて水素を放出するように要求しており、異星人の放出した物質との組み合わせによって2隻が脱出するのに十分強力な爆発を引き起こすつもりだと断定した。計画は成功し2隻は断層から解放された。(TNG:謎めいた狂気

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