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 タイプ1・フェイザー(Type-1 phaser)は、宇宙艦隊やその他の連邦の人員に採用されている最も小さなフェイザー銃である。手に収まるサイズからハンド・フェイザーとも呼ばれている。

 タイプ1・フェイザーは外交任務なので大型の武器を携帯するのに不適当な場合や、秘密任務等の際に使用される。また、出力は、麻痺から蒸発までの8段階で調整が可能である。

 2260年代(23世紀)に採用されていたタイプは、上面にサイトが備えられており、必要に応じてサイトを立てて使用することができる。また、ユニットの下部にトリガーが付けられている。しかし、この時代のタイプ1・フェイザーはホルタ等のシリコン・ベースの生物を殺傷する程の威力はなかった。(TOS: 地底怪獣ホルタ

 24世紀に導入されている新しいモデルでは、トリガーがユニット上部に取り付けられており人間工学的にも手になじみやすいデザインへと変更されている。また、自動発射プログラムを組めば自動的にフェイザー・ビームを発射し続けることも可能である。(TNG: エイリアン・ゲーム

 2380年代のモデルでは、それまでの設計標準と異なって流線型のグリップとなっており、タイプ2・フェイザーに近い形状になっていた。(PRO: Dreamcatcher