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 タイプ15・シャトルポッド(Type15 shuttlepod)は、宇宙艦隊宇宙艦や各種宇宙基地に搭載された補助艦艇の一種であり、短距離型シャトルに分類される。

運用

 タイプ15は、2365年の段階でギャラクシー級ルネッサンス級及びネビュラ級において運用されていることが確認されている。(TNG: 戦慄の未来アイデンティティー・クライシスDS9: 愛の幻影

 タイプ15は1名もしくは2名での運用が可能であり、人員及び貨物輸送に主に使用される。また、宇宙艦や宇宙基地及び関連設備の船外点検においても運用できるように設計されている。しかしながらタイプ15にはワープ能力は無く、恒星間飛行については対応していない。亜光速で対応できる任務に特化しており、宇宙艦間の人員や物資輸送や宇宙艦と惑星間、または宇宙艦と宇宙ステーション間の人員・物資輸送が主な任務である。惑星上の航行も考慮されているため大気圏飛行能力も有する。

 タイプ15をマイナーチェンジしたタイプ15A・シャトルポッドも後に開発された。このモデルでは速度がデルタV 13,200m/secの速度を出すことができる。しかし、タイプ15Aの生産は限られており、後にタイプ16・シャトルポッドが開発された後は生産は行われなくなった。また、タイプ15は改良を加えればタイプ15Aへのアップグレードも可能である。宇宙艦隊作戦部はタイプ15Aでは、燃費が思わしくないため生産中止を決定した。(Star Trek: The Next Generation Technical Manual

技術

 タイプ15は、出力500ミリコクレーンインパルス・エンジンを船体の両脇に二基備えており、その他に姿勢制御用の8DeFI657高温ガスRCSスラスターを搭載している。インパルス・エンジンのエネルギー源は重水素を用いた小型核融合炉であり、その他に三基のサリウム・クレライド電池を搭載している。(TNG: 恋のセオリーボーグ変質の謎・前編ディスプレイグラフィック) このシャトルはワープ能力を有しておらず、武装はタイプ4・フェイザーを二基とディフレクター・シールドを搭載している。

 パイロットの人数に合わせて、コックピットの椅子を減らしたり増やしたりすることが可能であり、乗員が乗り込むためのハッチは左右に取り付けられている。その他に貨物用のハッチがシャトル後部に備えられている。パイロット他の乗員が乗り込む際には、後部の貨物スペースに追加のベンチを搭載することができる。尚、貨物ハッチには円形の非常用脱出ハッチも備えられており、非常時には爆薬でハッチを吹き飛ばして脱出路を確保できる。(TNG: 亡霊反逆者

タイプ15シャトル一覧

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