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 タチアナン3号星(Tarchannen III)とはタチアナン星系にある宇宙艦隊前哨基地がおかれているMクラスの惑星である。

 この惑星には、宿主に寄生してDNAを書き換え、その後に宿主を乗っ取るという生命体が生息していた。

 2362年、前哨基地にいた49名が忽然と姿を消したため、USSヴィクトリーが派遣された。スザンナ・ライテン中尉率いる5名の上陸班は、何者かの攻撃を受けた様子も自然災害に遭った様子もなく、ただ人員が消えてしまったと報告した。

 2367年、USSヴィクトリーの上陸班に加わった士官3名が、タチアナン3号星へと戻る事件が発生した。そのため、当時上陸班の一員であったスザンナ・ライテン少佐ジョーディ・ラフォージ少佐が調査を行ったが、2人にもタチアナン3号星の生命体によりDNAが書き換えられ始めていた。そのため、2人とも惑星に戻ろうとしていたが、先に発症したライテン少佐の治療が功を奏し、ラフォージ少佐も元に戻ることができた。

 なお、この事件の後、タチアナン3号星の軌道上には警告ビーコンが設置された。(TNG:アイデンティティー・クライシス

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