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 デタパ評議会(Detapa Council)はカーデシア連合の文民による政府機関。19世紀に設立され、形式的にはカーデシア中央司令部オブシディアン・オーダーを統制下に置くことになっていたが、事実上軍部を統制する力を持たなかった。それでも、中央司令部の反対を押し切ってベイジョーからの撤退を承服させることができた。(DS9: 戦慄のカーデシア星人奪われたディファイアント新たなる戦線

 ガルマラット2370年代の若手評議員だった。(DS9: 新たなる戦線

 オブシディアン・オーダーの没落をきっかけに、宇宙暦49011の直前にデタパ評議会はカーデシア反体制運動とともに中央司令部による政権を転覆し、新たな政治体制を打ち立てた。この時ガル・デュカットは軍事顧問の長として評議会側についていた。クリンゴン帝国はこのクーデターの裏にドミニオンの関与があると決めつけてカーデシア連合への侵略の大義名分とし、クリンゴン・カーデシア戦争が勃発することになった。

 侵攻の初期、可変種の潜入が疑われたためにクリンゴンの標的となった評議会のメンバーはカーデシア軍艦ポーケシに乗艦してカーデシア・プライムから退避し、惑星連邦宇宙ステーションディープ・スペース・9に一時避難した。(DS9: クリンゴンの暴挙

 その後、クリンゴン・バード・オブ・プレイに遭遇し捕らわれるという事態を乗り越えたデュカットは、入手した戦略情報をデタパ評議会に伝えクリンゴンへの反攻を進言した。しかしながらデタパ評議会はデュカットの功績を考慮して元の地位への復帰を打診しただけで、クリンゴンに反撃する方針をとらなかった。(DS9: 新たなる戦線

 2373年中ごろ、カーデシアがドミニオンに加盟したことによりデタパ評議会は廃止された。(DS9: 敗れざる者・後編

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