デネビアン(Denebian)もしくはデネビア人はアルファ宇宙域に存在するデネブ5号星を故郷に持つヒューマノイド種族で、23世紀半ばまでには惑星連邦に加盟している。
2267年、ハリー・マッドはデネビア人は「後方の惑星」で「奮闘している若い文明」であると考えて彼が権利を持つヴァルカンの燃料シンセサイザーを売った。デネビア人はヴァルカン人と連絡を取り取引が詐欺である事を発見してマッドを逮捕した。彼は幾つかの形の死刑を選択出来たが彼は脱獄した。(TOS:不思議の宇宙のアリス)
背景[]
デネビア人の故郷であるデネブ5号星はデネブ星系の惑星ではない可能性が高い。『TNG: 未知への飛翔』に登場したデネブ星系は24世紀中期の連邦にとってディープ・スペースへの大きな飛翔であったからである。また、このデネブ星系のデネブ4号星に居住しているヒューマノイド種族はテレパシーに精通しているため、マッドに簡単に騙されるとは考えにくい。
デネビア人の故郷の恒星系はむしろ、太陽から約96光年の距離のアルファ宇宙域に存在するくじら座ベータ星デネブ・カイトス星系(Deneb Kaitos)であると思われる。デネブ・カイトス星系の第2、4、5惑星はMクラス惑星でありデネビア人は300年以上前から星系内の惑星にコロニーを建設していた。(Star Trek: Star Charts)