デンキリ腕（Denkiri Arm）は惑星連邦が名付けた名称で天の川銀河の中心からガンマ宇宙域へと突き出た湾曲した”腕”で恒星、惑星、星雲及びその他の天体の集まりで構成されている。連邦領域からデンキリ腕まではワープ9で航行しても1世紀以上を要する距離だった。
2366年、バーザン・ワームホールの発見によってこの距離の近道になる可能性があった。しかしながらこのワームホールは不安定であり、出口がガンマ宇宙域から、2000光年離れたデルタ宇宙域のセクター3556に移動した。（TNG:非情なる駆け引き）
その後、ガンマ宇宙域への他の近道としてイドラン星系へ繋がるベイジョー・ワームホールが発見されたが、このイドラン星系がバーザン・ワームホールのガンマ宇宙域側出口にどれだけ近かったのかは不明である。（DS9:聖なる神殿の謎）