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 ドナトラ(Donatra)はロミュラン軍士官である。24世紀後期にウォーバードIRWヴァルドア司令官を務めた。

 2379年、ドナトラ司令官はスラン司令官と共にロミュラン上院議会クーデターを起こしたシンゾンを支持した。彼女は政治的目的で、女性の魅力を使いシンゾンに近づこうとしたが拒否された。しかしその際にドナトラはシンゾンが死にかけていることに偶然気づいた。彼女はスランに話をし、地球を滅亡させようとしているシンゾンに荷担すればロミュランは世代に渡って罪を背負うことになると言ってシンゾン支持に疑問を表した。

 ドナトラのヴァルドアはもう一隻のウォーバードと共にバッセン断層へ駆けつけ、連邦宇宙艦USSエンタープライズEに加勢してシンゾンのリーマン・ウォーバード・シミターと戦った。戦闘中の通信で、シンゾンを倒した後に一杯おごると言ったピカード大佐にドナトラはロミュラン・エールを希望した。ドナトラの艦は無力化されたが、彼女の協力によって地球の滅亡は免れた。シンゾンの死とシミターの破壊の後、ドナトラは重大な被害を受けたエンタープライズに支援を提供した。そして、連邦とロミュラン帝国の友好関係がこれから続くよう期待を表した。(スタートレック:ネメシス

背景[]

 ドナトラの名前は、脚本家のジョン・ローガンが友人のドナ・ブランソンに因んでつけた。この友人の名字の方はブランソン大尉に使われている。

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