ドライドック(Drydock)とは、宇宙艦の建造や修理を行うための大型の軌道上の施設である。これらは造船所に数多く設置されている。また、宇宙基地に併設されている場合もある。
2155年、鏡像宇宙のソリア人はガス惑星を周回する小惑星状の衛星にドライドックを建造し、そこにUSSディファイアントを係留してサルベージ作業を行っていたが、ISSエンタープライズNX-01のジョナサン・アーチャー中佐によって盗み出された。(ENT:暗黒の地球帝国・後編)
地球のサンフランシスコ造船所の施設にはドライドックもあり、そこでは2270年代前半にUSSエンタープライズの大規模な改装工事が行われた。(劇場版スタートレック)
2293年、USSエンタープライズBは地球軌道上のドライドックから処女航海に出航した。(スタートレック:ジェネレーションズ)
ユートピア・プラニシア造船所には数多くのドライドックがあり、USSヴォイジャーは2371年に就役する前まで同基地のドライドックに係留されて艤装作業が行われていた。(VOY:過去に仕掛けられた罪)
シンゾンの政変に際して、レムス・ウォーバード“シミター”との戦闘でダメージを受けたUSSエンタープライズEは、地球軌道上のドライドックで修理作業を受けた。(スタートレック:ネメシス)
関連項目[]
- カーデシア軌道ドライドック
- スペースドック