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 ドーヴァン5号星(Dorvan V)はドーヴァン星系にある有人第5惑星で、星系はアルファ宇宙域にあった。

 2170年から新たな故郷を探し求めていた地球アメリカ先住民族の一団が2350年にドーヴァン5号星へ入植した。彼らが新天地に入植したのは、地球人類全体の文化が均質化してきていた情勢から自分たちの伝統文化が失われることに危機感を覚え、その文化に則った生活を守ることを目的としたためであった。それゆえ、24世紀に入ってもその人口は数世紀前からの祖先の人数と比べてほとんど増加していなかった。

 ドーヴァン5号星は2370年までは惑星連邦の一部であったが、連邦・カーデシア条約の取り決めによってカーデシアンの支配下に移ることになった。連邦はカーデシア管轄下に置かれることになった入植者たちの生活を憂慮し、USSエンタープライズDを派遣して入植者たちに移住を説得させた。しかし、彼らはドーヴァン5号星に霊性・精神的な絆を確立したとして、残留する道を選んだ。(TNG: 新たなる旅路

付録[]

背景[]

  • スタートレック:ヴォイジャーのプロデューサーらはドーヴァン5号星をチャコティの故郷とする設定を考えていた。(Star Trek Monthly issue 4, p. 55) しかし、その設定が劇中で確定することは無かった。VOYの続きを描いた小説ではチャコティとその家族はドーヴァン5号星を故郷としている。『天の精霊』ではチャコティのいたコロニーが数世紀前につくられたことになっているが、これは『新たなる旅路』での2350年に入植がなされたという設定と食い違っている。

外部リンク[]

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