複数の時間軸
(複数の異なる時間軸からの情報)
(複数の異なる時間軸からの情報)
ナレンドラ3号星(Narendra III)は、24世紀時点でロミュラン帝国にほど近い場所にあったクリンゴン帝国の植民星である。
2152年、地球連合宇宙艦隊所属のエンタープライズ船長、ジョナサン・アーチャー大佐は、クリンゴン帝国の保護領ラドラスから脱出してきた避難民を収容したが、その際にクリンゴンの巡洋戦艦IKSボータスと遭遇し、交戦となった。この件でアーチャーはナレンドラ3号星のクリンゴン帝国裁判所の法廷へ出頭させられた。(ENT: 反逆の法廷)
それから192年後の2344年、ナレンドラ3号星がロミュラン帝国のウォーバード4隻に攻撃を受けた。この時にレイチェル・ギャレット大佐が艦長を務めるUSSエンタープライズCが救難信号を受信し、救援に駆け付けた。
同艦はロミュラン艦による攻撃で撃沈され、ナレンドラ3号星のクリンゴン植民地も破壊されてしまった。しかし、この時にエンタープライズCが勇敢に植民星を守ったことでクリンゴン帝国は惑星連邦との関係をより強固なものとした。これは後世では、「ナレンドラ3号星事件」または、「ナレンドラ3号星の戦い」として知られることになる。(TNG: 亡霊戦艦エンタープライズ“C”)
ナレンドラ3号星の戦いの最中にエンタープライズCが消えてしまった別の時間軸においては、ナレンドラ3号星のコロニーは破壊され、戦争勃発の引き鉄となった。(TNG: クリンゴン帝国の危機・後編)
背景[]
エリック・A・スティルウェルによると、ナレンドラという語は、スタートレックシリーズの脚本家であるロナルド・D・ムーアの友人、ナレン・シャンカーにちなんで名づけられた。スティルウェル本人が本国版Memory Alphaへ執筆して明らかになった。