(2233年分岐)
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ニビル(Nibiru)はMクラス惑星であり、白い肌のヒューマノイド種族ニビランが原始的な文明を築いている。赤い植物の森と海があり、大型の四足動物や魚に似た海洋生物が生息している。
火山[]
2259年にUSSエンタープライズがニビルの調査に訪れた際、文明の存亡に関わる規模の火山噴火が起ころうとしていた。宇宙艦隊では最優先指令により他文明の歴史に干渉することが禁じられているが、艦長のジェイムズ・T・カーク大佐は火山から惑星を救うことを決断した。
正体を隠すため変装したカークはニビランの居住地に入り、神聖な巻物を奪ってレナード・マッコイと共に逃げた。ニビランたちは二人を追って崖の近くまで集まって来たが、木の枝に巻物が置かれたのを見るとひざまづいた。カークとマッコイは崖から海に飛び込み、海中に隠してあったエンタープライズに戻った。その頃、スールー、ウフーラ、スポックはシャトルクラフトで噴煙の中にいた。環境スーツを着たスポックは噴火終息のための装置を持ってシャトルから吊り下げられ火口の中に降りた。しかし灰の影響でシャトルが故障したためスールーたちはスポックを火口に残して海中のエンタープライズに戻った。
海中からではスポックを転送収容することが出来ず、カークはエンタープライズを海から上げることにした。エンタープライズの姿がニビランに目撃されれば更なる最優先指令の違反となるため、スポックは自分を犠牲にすることを主張し、装置を起動させた。マグマが凍結する中スポックは間一髪で転送され、火山噴火と共に人生を終息することを免れた。
この事件で最優先指令に違反したことをカークは艦長日誌に書かなかったが、スポックは違った。違反がばれるとカークはエンタープライズの艦長職を解任された。(スター・トレック:イントゥ・ダークネス)