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鏡像宇宙の当該人物については、ニヨータ・ウフーラ(鏡像宇宙)を参照。
新時間軸の当該人物については、ニヨータ・ウフーラ(新時間軸)を参照。

 ニヨータ・ウフーラ(Nyota Uhura)は23世紀宇宙艦隊士官である。ジェイムズ・T・カーク大佐指揮するUSSエンタープライズおよびUSSエンタープライズAで合計約30年間通信士官を務めた。(TOS: 謎の球体スタートレック6:未知の世界) その後昇進して2333年に退役するまでUSSレオンデグランス艦長として指揮を執った。(PIC: スターゲイザー commemorative plaque

子供時代[]

 ウフーラは2239年に生まれた。(Star Trek Encyclopedia) 彼女はスワヒリ語を流暢に話した。(TOS: 美と真実惑星M113の吸血獣超小型宇宙船ノーマッドの謎危機一髪!OK牧場の決闘) 彼女は100メートル走を記録的な速さで走ることが出来た。(TAS: 過去から来た新兵器

宇宙艦隊[]

ファイブ・イヤー・ミッション[]

Nyota Uhura, 2266 (command)

ウフーラ大尉(2266年)

 2266年、ウフーラは大尉[1]の階級でUSSエンタープライズ通信士官の役職に就いた。この頃のウフーラは司令部門のゴールドの制服を着ていたが、この年の内に赤色の業務部門の制服に変わった。(TOS: 謎の球体恐怖のビーナス惑星M113の吸血獣

 ウフーラはエンタープライズのブリッジ士官の重要な一人として仕事を続け、何度か船の指揮を執ることもあった。(TAS: 女だけの星等)

後の経歴[]

Nyota Uhura, 2270s

ウフーラ少佐(2273年

 2273年までにウフーラは少佐に昇進した。改装中のUSSエンタープライズではウィラード・デッカー大佐の下で勤務し、ヴィジャー事件が起こると艦長はカーク少将に引き継がれた。(劇場版スタートレック

 そして2285年までにはウフーラは中佐に昇進して宇宙艦隊司令部の通信部および宇宙艦隊アカデミーに配属され、訓練艦となったエンタープライズで士官候補生の教育に携わった。同年、ウフーラはカークらと共にエンタープライズでカーンと戦った。(スタートレック2:カーンの逆襲

 その後ウフーラは自身の要望でオールド・シティ・ステーション転送室に配属された。ジェネシスに残されたスポックの身体を取り戻す作戦のため、ウフーラは違法にカークらをエンタープライズに転送し、エンタープライズを盗む手助けをした。ウフーラは直接ヴァルカン星に向かい、そこでカークや復活したスポックらと合流した。(スタートレック3:ミスター・スポックを探せ

 2286年、カークたちは地球謎の探査機から救うためHMSバウンティ1986年タイムトラベルしてザトウクジラを探した。ウフーラとチェコフはバウンティの動力を復旧する高エネルギー光子原子炉から採取するために空母USSエンタープライズ(CVN-65)に転送潜入した。なんとか作戦は成功しカークたちはクジラを23世紀に連れ帰って地球を救うことが出来た。
 ウフーラを含むクルーはエンタープライズを盗んで損失した罪に問われたが、地球を救った功績が報われた。ウフーラは友人たちと共にUSSエンタープライズAに配属され、通信士官を務めた。(スタートレック4:故郷への長い道

Nyota Uhura performs on Nimbus III

ニンバス3号星で見張りを誘惑するウフーラ。

 2287年、エンタープライズはニンバス3号星で起きた人質事件の解決に向かった。ニンバス3号星の砂漠でウフーラは月明かりを逆光にしたエロチックな踊りを見せて反乱者の注意を引き、カークたちはその隙をついて彼らから馬を奪った。こうしてパラダイス・シティへの突入はうまく行ったかに見えたが、反乱のリーダーであるサイボックがエンタープライズを乗っ取った。ウフーラを含む多くのクルーが彼に心を奪われて一時的に協力した。しかしカークたちの尽力でエンタープライズは取り戻された。(スタートレック5:新たなる未知へ

 2293年ルラ・ペンテに投獄されたカークとマッコイを救出するためにウフーラたちはエンタープライズを貨物船ヴルスヴァと偽り、クリンゴン領を通ろうとした。ウフーラは辞書の助けを借りながらたどたどしいクリンゴン語でクリンゴン基地と話し、船籍を偽り通すことが出来た。

 キトマー会議を成功させた後、ウフーラはエンタープライズを離れて宇宙艦隊アカデミーで勤務することになった。(スタートレック6:未知の世界

私生活[]

趣味[]

Uhura, off-duty in her quarters

ウフーラの部屋。

 ウフーラはアフリカの伝統に誇りを持っていた。事実、彼女はエンタープライズの部屋をシマウマ皮のベッドカバーやらアフリカの彫刻や仮面、壁パネルでもって飾り付けしていた。(TOS: トロイアスの王女エラン異次元空間に入ったカーク船長の危機

 彼女はまた歌の才能があることをエンタープライズの同僚たちの間でも知られていた。ウフーラは『Oh, On the Starship Enterprise』などの歌を歌って仲間たちを楽しませることがあった。(TOS: セイサス星から来た少年[2]

ウフーラが歌う『Oh, On the Starship Enterpriseファイル情報』と『Oh, Charlie's Our New Darlingファイル情報』を聴く

 ウフーラの気に入っていたラブソングの一つに『アンタレスの彼方に』があった。彼女はケヴィン・ライリーからのリクエストでこの歌を選んで歌った。ライリーは独りで機関部で勤務しており自分が宇宙で独ぼっちではないと元気づけて欲しくて彼女に頼んだ。(TOS: 殺人鬼コドス) ウフーラはこの歌を翌年もブリッジ勤務中に歌っていた。(TOS: 超小型宇宙船ノーマッドの謎

ウフーラが歌う『アンタレスの彼方にファイル情報』を聴く

 エンタープライズが上陸休暇のため2回目に遊園惑星(Shore Leave Planet/Amusement Planet)を訪れた時にはウフーラは鼻歌を歌っていた。(TAS: 不思議の星のアリス

ウフーラの鼻歌ファイル情報を聴く

人間関係[]

ジェイムズ・T・カーク[]

スポック[]

Spock and Uhura make music

レクリエーション・ルームで曲を作るスポックとウフーラ。

 2266年の初め、ウフーラはスポックの人間らしい一面に近づこうとしていた。

 宇宙暦1513.1、彼女は冷たいスポックと会話を始めようと試み、ヴァルカン星の満月の夜はどんなか尋ねた。スポックがヴァルカン星に月はないと言うと、彼女は「あらそう。驚きませんわよ」と返した。その直後、ブリッジにクルー死亡の連絡が入ったが、それが誰なのかも気にしないスポックを見てまたウフーラは驚いた。(TOS: 惑星M113の吸血獣

 宇宙暦1533.6、チャールズ・エヴァンスがエンタープライズに乗艦していた時、ウフーラとスポックは一緒にレクリエーション・ルームで同僚たちを楽しませた。スポックのヴァルカン・ハープと合わせて、ウフーラは『Oh, On the Starship Enterprise』を歌った。(TOS: セイサス星から来た少年

モンゴメリー・スコット[]

Jean-Luc Picard, 2364 この記事は書きかけだ。是非とも、この記事に加筆してみて欲しい。記事を書く際は、画面上部の「編集」をクリックするように。


付録[]

背景[]

ファースト・ネーム[]

 ウフーラのファースト・ネームは劇中で言及されていない。ペンダ(Penda)やニヨータ(Nyota)といった設定が混在していたが、2009年の『スター・トレック』でニヨータとして確立した。

 ペンダはスワヒリ語で「愛する」という意味で、『スタートレック3:ミスター・スポックを探せ』のパンフレット等に書かれている。ニヨータはスワヒリ語で「星」という意味である。

 ニシェル・ニコルズによると、スタートレックの歴史について書いている作家がジーン・ロッデンベリーにウフーラのファースト・ネームを尋ねたところまだ決めていないと言われたという。そこで作家が「ニヨータ」をすすめたのだという。ロッデンベリーは気に入ったが、使わせる前にニコルズに尋ねると言った。ニコルズはその名前が完璧だと思った。(TOSシーズン2 DVDコメンタリー) 一方でビデオ『William Shatner's Star Trek Memories』でニコルズが語ったことには、配役が決まってすぐに彼女とロッデンベリーが話した時に二人がニヨータの名前を思い付いたのだともいう。

注釈[]

  1. 日本語吹替え版では中尉と訳されている。
  2. TOS: セイサス星から来た少年』の元々の脚本ではウフーラが同僚士官の物まねをして仲間を楽しませることになっていた。ニシェル・ニコルズの歌唱力に合わせて脚本は変更された。

外部リンク[]

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