ピーター・プレストン(Peter Preston)は宇宙艦隊少尉候補生であり、USSエンタープライズの機関部長モンゴメリー・スコット大佐の甥であった。
2285年には、ジェイムズ・T・カーク少将指揮下のUSSエンタープライズに配属され、少尉候補生として機関室に勤務していた。
その後、USSエンタープライズはカーン・ノニエン・シンによってハイジャックされた宇宙艦隊のUSSリライアントとの戦闘時に大きなダメージを受けた。リライアントの攻撃はエンタープライズのシールドを突破し、機関室にも甚大な被害を与えた。他の機関部員や候補生が機関室から退避する中、ピーターは持ち場を守り続けたが、重度のプラズマ火傷を負い命を落とした。
スコットが彼をブリッジに担ぎこんできた時、カークたちはいかに艦の損傷が酷い状態なのかを実感することになった。(スタートレック2:カーンの逆襲)
背景[]
プレストンのセリフの多くはオリジナルの映画および発売ビデオでカットされている。しかし1985年のABC TVでの放送や2002年のディレクターズ・エディションDVDでは復活し、プレストンとスコッティの関係が明かされる場面などが見られるようになった。