(複数の異なる時間軸からの情報)
- 「歴史がエンタープライズの名を決して忘れないように…」
エンタープライズ(Enterprise)の名を冠された船は18世紀から26世紀にかけて数多く存在する。そして、その名は栄光の歴史とともに語り継がれる。
歴史[]
海上船としての歴史[]
HMSエンタープライズは18世紀の英国海軍の有名な帆船であった。ガレオン船として16世紀から18世紀にかけて活躍した。
18世紀後半になると英国海軍及びアメリカ海軍のフリゲートとしてエンタープライズが活躍した。(ENT: ロミュランの陰謀)
この時代のブリッグのUSSエンタープライズは24世紀のホロプログラムに使用された。(スタートレック:ジェネレーションズ)
20世紀にはアメリカ海軍の航空母艦としてUSSエンタープライズ(CV-6)が就役し、第二次世界大戦で活躍した。(ENT: 時間冷戦・前編) その活躍からビックEという愛称も与えられていた。その後、世界初の原子力空母としてUSSエンタープライズ(CVN-65)が就役した。(スタートレック4:故郷への長い道)
初期の宇宙船[]
アメリカのNASAで開発された世界初のスペースシャトルがエンタープライズ(OV-101)であった。(劇場版スタートレック)
このスペースシャトルは国際宇宙ステーションと地球上の物資人員の輸送に用いられた。ベンジャミン・シスコは国際宇宙ステーションとエンタープライズ(OV-101)の模型を持っていた。[1](DS9: 記憶なきスパイ)
ヴァルカンとのファースト・コンタクト後に本格的に宇宙開発が開始され、USSエンタープライズ(XCV-330)が就役した。
宇宙艦隊[]
地球連合宇宙艦隊が設立され、2151年に人類初のワープ5船であるNX級の一番船としてエンタープライズ(NX-01)が就役した。その船はジョナサン・アーチャー船長指揮下で人類初のディープ・スペース・ミッションを敢行し、そして惑星連邦設立の基礎となる重要な役割を果たした。その後、惑星連邦設立年である2161年に退役した。
惑星連邦宇宙艦隊が発足し、宇宙艦隊初のエンタープライズは2245年に就役したコンスティチューション級のUSSエンタープライズ(NCC-1701)であった。2285年に自沈するまでの間に五名の艦長によって指揮されたが、最も有名な艦長はジェイムズ・T・カーク大佐であった。彼の指揮下でのファイブ・イヤー・ミッションは伝説となっている。(宇宙大作戦、劇場版スタートレック、スタートレック2:カーンの逆襲、スタートレック3:ミスター・スポックを探せ)
2286年に再びジェイムズ・T・カーク大佐指揮下でコンスティチューション級改のUSSエンタープライズ(NCC-1701-A)が就役した。2293年のキトマー会議においての活躍を最後に退役した。(スタートレック4:故郷への長い道、スタートレック5:新たなる未知へ、スタートレック6:未知の世界)
USSエンタープライズ(NCC-1701-B)は2293年に就役したエクセルシオ級強化型の宇宙艦である。ジョン・ハリマン大佐指揮下でゴーラミ・セクターの調査を行い、142の星系を星図に記録し、退役までに17の文明とファースト・コンタクトを果たした。(スタートレック:ジェネレーションズ)
USSエンタープライズ(NCC-1701-C)は2332年に就役したアンバサダー級の宇宙艦であった。エンタープライズ史上初の女性艦長であるレイチェル・ギャレット大佐によって指揮され、ロミュラン軍によって攻撃されたナレンドラ3号星のクリンゴン基地を救援するために駆けつけ、ロミュラン軍によって撃沈された。戦闘によって撃沈された最初のエンタープライズとなった。(TNG: 亡霊戦艦エンタープライズ“C”)
USSエンタープライズ(NCC-1701-D)は2363年から2371年までの間に活躍したギャラクシー級宇宙艦である。ジャン=リュック・ピカード大佐によって指揮されたが、一時的にエドワード・ジェリコ大佐、ウィリアム・T・ライカー大佐によって指揮されたこともある。ギャラクシー級は当時宇宙艦隊において最高級の艦であり、30以上の種族とファースト・コンタクトを果たした。(新スタートレック、スタートレック:ジェネレーションズ)
USSエンタープライズ(NCC-1701-E)は2372年にジャン=リュック・ピカード大佐指揮下で就役したソヴェリン級宇宙艦である。ボーグによる第二次太陽系侵攻におけるセクター001の戦いや、ソーナの陰謀の阻止、そしてロミュラン帝国におけるシンゾンの政変において活躍した。(スタートレック:ファーストコンタクト、スタートレック:叛乱、スタートレック:ネメシス)
USSエンタープライズ(NCC-1701-F)は25世紀初頭までには就役し、2411年に退役が予定されていた。(PIC: ネクスト・ジェネレーション)
新時間軸[]
新時間軸では、コンスティチューション級のUSSエンタープライズがクリストファー・パイク大佐の指揮の下2258年に就役した。指揮は同年にジェイムズ・T・カーク大佐に引き継がれた。(スター・トレック)
可能性の未来[]
可能性の未来の26世紀において、USSエンタープライズ(NCC-1701-J)はプロシオン5の戦いに参加した。(ENT: 爬虫類族の攻撃)
付録[]
注釈[]
- ↑ 実際のスペースシャトルのエンタープライズは大気圏内滑空試験機であり、宇宙飛行は行わなかったが、スタートレック世界での歴史では実際に宇宙飛行を行ったこととされている。