フェイザー・バンク(Phaser banks)は、連邦宇宙艦に搭載されたフェイザー兵器である。(宇宙大作戦、まんが宇宙大作戦)
概要[]
2257年、ジェイムズ・T・カーク大尉(当時)がUSSファラガットに配属され、フェイザー・ステーションに配置されていた頃には既に宇宙艦隊では採用されていた。(TOS: 復讐!ガス怪獣)
フェイザー・バンクはエネルギーと照準システムを共用したフェイザー・エミッターによって構成されていた。
2260年代の中盤、宇宙艦隊のフェイザー・バンクはそれぞれが一つずつのエミッターを搭載しており、艦のメインパワー・システムとは別系統の充電式のエネルギー源からパワーを供給されていた。(TOS: 宇宙の巨大怪獣)
2260年代には、コンスティチューション級宇宙艦は少なくとも12基のフェイザー・バンクを搭載していたが、複数のフェイザー・バンクからの同時射撃が多用されていた。
メイン・フェイザー・バンクは円盤部の最下部のドーム状のセンサー・ドームに設置されていた。その他には、シャトルベイの上部に設置され艦尾側の射界を確保していた。また左舷と右舷にも搭載されていた。(TOS: 怪獣ゴーンとの対決、ENT: 暗黒の地球帝国・後編)
2270年代には、フェイザーエネルギーはメイン・リアクターの動力が使用される新しいシステムが開発された。そのため、メイン・リアクターが損傷を受けるとすべてのフェイザーが使用不能になるという事態に陥った。(スタートレック2:カーンの逆襲)
24世紀には、フェイザー・バンクは、フェイザー・アレイと呼ばれるエミッターをレール状に配置したタイプへと切り替わっていった。(新スタートレック) しかしながら、レール状のフェイザー・アレイを設置できない箇所に設置された砲座にはフェイザー・バンクが使用されていた。(DS9: 戦争回避・前編)
宇宙艦隊のフェイザー・バンクは、4.2ギガワットのパワー・ジェネレーターで稼働させることができた。(TNG: 守護神伝説)
フェイザー技術 |
---|
ツール:フェイザー穿孔機 • フェイザー・ドリル |
武器:ベイジョー・フェイザー • ベイジョー・フェイザー・ライフル • 圧縮フェイザー・ライフル • フェレンギ・ハンド・フェイザー、フェイザー・バンク(ガロア級) • ハンド・フェイザー • クジンティ・フェイザー • 粒子フェイザー • フェイザー・アレイ • フェイザー・バンク • フェイザー・キャノン • フェイザー・エミッター • フェイザー・パルス • タイプ1・フェイザー • タイプ2・フェイザー • タイプ3・フェイザー • タイプ4・フェイザー • タイプ8・フェイザー • プラズマ・フェイザー • フェイザー・ファイフル(ローガン) • 再生式フェイザー |
その他: フェイザー・コイル • フェイザー・クーラント • フェイザー・カップリング • フェイザー・レンジ • フェイザー・リレー • フェイザー室 • フェイザー斉射 |