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 プラズマ・コンジット(Plasma conduit)、またはパワー・コンジットとは、恒星間航行を行う多くの文明が使用するワープ・ドライブパワー・グリッドの必要不可欠な構成パーツである。[1]

 プラズマ・コンジットの洗浄は単純作業とみなされており、代表的な懲罰の手段でもある。(ENT: 三重星系の誘惑謎の自律浮遊基地VOY: 断絶するQ

ワープ・プラズマ・コンジット[]

 ワープ・プラズマ・コンジットは、ワープ・プラズマもしくはドライブ・プラズマと呼ばれる電気プラズマを、ワープ・コアから船内を通ってナセル・チューブプラズマ・インジェクターへと導くものである。パワー・トランスファー・コンジットとも呼ばれる。(TNG: 戦慄のドリーム・プログラムENT: デグラの決断

Warp plasma conduit

バークレー大尉がフェニックスの損傷したコンジットの代替品として提案した銅の管

 2063年にタイムスリップしてきたUSSエンタープライズのクルーがゼフラム・コクレーンワープ船の修理を手伝った際、レジナルド・バークレー大尉は見つけたの管をダメージを受けたワープ・プラズマ・コンジットの代わりに使えないかと提案した。ジョーディ・ラフォージ少佐はそれを認めたが、ナノポリマーで補強する必要があることを付け加えた。(スタートレック:ファーストコンタクト

EPSコンジット[]

 EPSコンジットは、ワープ・コアやインパルス・エンジンからの少量のプラズマを艦全体にめぐらせ、武器システムやディフレクター等、他のシステムに供給するものである。

 ギャラクシー級USSエンタープライズDにおける主EPSは、第13デッキの第4貨物室の近くに配置されている。(TNG: 謎の第3次亜空間

特記事項[]

 2129年カンターレ補給艦のプラズマ・コンジットがイオン嵐によりオーバーロードを起こし、謎の惑星不時着した。(ENT: 閉ざされたオアシス)

 シールドされていないワープ・プラズマ・コンジットは、コムバッジへの干渉を起こすことがある。(DS9: エディングトンの逆襲

 2371年カイウィンヴェデクバライルディープ・スペース・9に送り届けていたベイジョー輸送船のプラズマ・コンジット内で分子崩壊が発生。コンジットの断裂が全リレー・システムの破壊へと繋がった。(DS9: バライルの死

 同年、ジョセフ・ケアリーベラナ・トレスUSSヴォイジャーの側面プラズマ・コンジットの調整をめぐって口論になった。この調整はオーバーロードに繋がる恐れがあった。(VOY: ブラックホールからの脱出

 ロン・スーダーは、フランク・ダーウィン殺害した後、死体を処分するためにEPSコンジットを使おうとしたが、死体を中に入れようとしてコンジットを損傷させてしまい、その皮膚に火傷を負わせただけだった。(VOY: 殺人犯スーダー

 同年、創設者の一人がUSSディファイアント艦内の至るところにアクセス可能な、寄生虫のような装置を取り付ける破壊工作をおこなった。プラズマ・コンジットは、その仕掛けられた箇所のうちの一つだった。(DS9: 忍び寄る可変種の脅威

 2372年マイルズ・オブライエンキラ・ネリスの目撃した爆発について、キラは「吹き飛んだプラズマ・コンジットが、いくつか考えられる理由の一つになり得る。」と説明した。(DS9: モーグの息子たち

付録[]

注釈[]

  1. コンジットは、「伝導管」という意味である。
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