新時間軸
(2233年分岐)
(2233年分岐)
ヘングロウギ(Hengrauggi)、またはヘングラ(Hengra)はデルタ・ヴェガに生息する捕食性の動物である。全身は赤く、走るのに使う二対と手のような一対の、計三対の脚を持つ。無数の歯が生えた口は大きく開き、また目も無数にある。また、獲物を捕らえるための鞭のような長い舌を持っている。ヘングロウギは氷の下から獲物を襲うことがある。
2258年、ジェイムズ・T・カークを追いかけていたドラクリアスをヘングロウギが襲った。ヘングロウギはドラクリアスをくわえて放り投げると、カークを追いかけ始めた。カークは洞窟に逃げ込んだが、ヘングロウギは長い舌を彼の脚に巻き付けて口に引きずり込もうとした。ところがそこへスポックが駆けつけ、松明を振ってヘングロウギを追い払った。(スター・トレック)
背景[]
ヘングロウギはネヴィル・ペイジがデザインした。ペイジはJ・J・エイブラムス制作の映画『クローバーフィールド』に登場するモンスターもデザインしたが、そのモンスターはヘングロウギと似ているところがある。頭のデザインは脱腸がヒントになっている。[1]BDによると、ヘングロウギは海洋動物である。制作クルーの間では 「ビッグ・レッド」というニックネームがつけられていたが、「ロブスター・モンスター」とも呼ばれていた。ヘングラという短縮名はオーディオ・コメンタリーで使われていた。
日本語での公式な表記は確認されていない。
外部リンク[]
- Star Trek's Beast Master Reveals How to Create a Monster:ヘングロウギのデザインに関する記事(Wired News)