ベータ・ライジェル10号星は単にライジェル10号星(Rigel X)とも呼ばれる惑星で、地球とクロノスの間にあるベータ・ライジェル星系の第10惑星である。36のレベルからなる商業施設があり、非常に多くの種族が居住している。
ライジェル10号星には巨大な蝿と様々な色の蝶が生息している。
2151年、地球の宇宙船エンタープライズ(NX-01)はスリバン・カバルに誘拐されたクリンゴンのクラングを探す為ライジェル10号星を訪問した。クラングは以前にライジェル10号星を訪問してスリバンの反体制派のサリンと接触していた。(ENT:夢への旅立ち)
2161年、エンタープライズ(NX-01)はシュランの娘タラを救出する為ライジェル10号星を再訪した。(ENT:最後のフロンティア)
ライジェル10号星はエンタープライズ(NX-01)の最初と最後に訪れた惑星である。(ENT:夢への旅立ち、ENT: 最後のフロンティア)
ライジェル10号星の居住者[]
背景[]
『ENT: 夢への旅立ち』では地球からライジェル10号星(Rigel X)まで僅かな日数で訪れているような印象を受けるが、実際の恒星リゲル(Rigel)は太陽系から約770光年離れた位置にあり、ワープ5で直行したとしても約6年かかる。また『ENT: 楽園での出来事』によるとこのエピソードまでにエンタープライズが訪れた場所は太陽系から90光年以内にあるはずである。これらのジレンマに対処する為ジェフリー・マンデルの著した『Star Trek: Star Charts』では太陽系とクロノスの間にある『ベータ・ライジェル星系』の惑星としている。
それにしても、トゥポルの言うようにライジェル星系がその時のエンタープライズの位置から15光年離れていたとしたら、ワープ4.4で54日もかかってしまうことになる。
『ENT: 最後のフロンティア』で見られるビュースクリーンでは、ライジェル10号星が「ライジェル・コロニー」と同一であることが示されている。ライジェル・コロニーは『TOS: 宇宙の巨大怪獣』でも言及された。