マイルズ・エドワード・オブライエン(Miles Edward O'Brien)は、惑星連邦宇宙艦隊の下士官である。彼は、2328年9月に地球のアイルランドで生まれた。(DS9:地球戒厳令・前編、DS9:オブライエンの孤立)
連邦・カーデシア戦争に従軍した後、USSエンタープライズ(NCC-1701-D)で転送部長を務め、ベイジョー星系の宇宙基地ディープ・スペース・9のオペレーション・チーフを歴任した。ドミニオン戦争終結後に地球の宇宙艦隊アカデミーで教官を務めている。
彼には妻のケイコと子供二人(モリーとキラヨシ)がいる。
先祖及び幼少期[]
オブライエン家の先祖は11世紀のアイルランドの王であるブライアン・ボルーにまでさかのぼる。彼はそのことを誇りとしており、ホロスイートでは時折クロンターフの戦いを再現し、その役をプレイしている程である。また、1902年にペンシルバニアで起きた炭坑ストライキの指導者ショーン・アロイシャス・オブライエンも彼の先祖であったことが語られている。(DS9:ロムの反乱)
幼少期、彼の母親はレプリケーターで複製された食物は栄養価が高くないと信じていたため、本物の食物を使った手料理を食べて育った。(TNG:不実なる平和)
彼には兄弟が2名いることが語られている。2368年に母親が亡くなっており、父親のマイケル・オブライエンは死別から1年後に再婚をした様だが、彼は新しい継母には一度も会ったことはない。(DS9:オブライエンの孤立)
彼は青年時代は父親とはあまり良い関係は築けていなかった。父親は彼がチェロ奏者となることを願っており、毎日のように練習をさせられていたことがあった。有名なアルデバラン音楽院へ演奏テープを送ったところ見事合格したが、彼は入学の二日前に父の意思に反して宇宙艦隊へと入隊した。それがきっかけでしばらくは険悪な関係だったが、後に関係は修復されて彼曰く家に帰るたびに宇宙艦隊で勤務する自分を周りの人に自慢するくらいに誇りに思っていてくれているとのことである。(DS9:幻影の村)
彼は幼少のころから蜘蛛恐怖症であったが、エンタープライズでの勤務時代にザイラ4号星での任務中にそれを克服し、ライコサ・タランチュラをペットにするほどになった。(TNG:プラズマ放電の謎)
宇宙艦隊でのキャリア[]
初期の経歴[]
2346年、彼が18歳の時に下士官として宇宙艦隊に入隊した。 その後、カーデシア戦争が勃発した時にはUSSラトリッジに戦略士官として勤務していた。この当時の艦長はベンジャミン・マックスウェルだった。オブライエンたちはカーデシアの攻撃を受けたセトリック3号星へ上陸、そこでカーデシア人との戦闘を経験する。この時のことでマイルズはカーデシア人がいかに残酷なのかを目の当たりにした。だが、カーデシア人との戦闘になった際、「殺傷」の設定になっていたと気付かずにフェイザーを撃って相手を殺してしまい、以後はそのことによる罪悪感を引きずっていた。(TNG:不実なる平和)
エンタープライズでの勤務[]
2364年、就航したばかりのUSSエンタープライズDへ操舵士官として配属され、Qとの遭遇時には戦闘ブリッジにいた。(TNG:未知への飛翔)
セレイとアンティカの使節団が乗船した際は保安部員の1人であり、両使節団の小競り合いに巻き込まれそうになった。(TNG:姿なき宇宙人)
その後、2365年までには転送部長へ昇格している。(TNG:光から生まれた生命)
以後、ディープ・スペース・9に異動する2369年半ばまで同職を歴任した。(TNG:少年指揮官ジャン・リュック・ピカード、DS9:聖なる神殿の謎)
オブライエンは転送機に関してはまさにエキスパートであり、2365年にドクターキャラリン・ポラスキーが遺伝子を変化させて急激に老化を促進させる病気に感染したとき、転送トレースを提案し、転送機の調節を行った。(TNG:DNA)
時々、副長だったウィリアム・T・ライカー中佐からポーカーに誘われ、保安部長のウォーフとはこの時から親しくなった。(TNG:人間の条件、TNG: イカルス伝説)
2367年、ボーグからロキュータスとなったジャン=リュック・ピカード大佐を奪回する際にも、彼は実行班であるデータとウォーフをサポートし、シャトルが撃墜される直前で彼らを無事に転送収容する。その後、ロキュータスと繋がったデータのポジトロニック・ブレインの活動をモニターした。(TNG:浮遊機械都市ボーグ・後編)
宇宙暦44390.1にケイコ・イシカワと結婚し、翌年には第一児であるモリー・オブライエンを授かっている。(TNG:ヒューマン・アンドロイド・データ、TNG: エンタープライズ・パニック)
宇宙暦44429.6、USSラトリッジ時代の上官で、USSフェニックスの艦長を務めていたベンジャミン・マックスウェル大佐がカーデシアの基地や宇宙船を攻撃した事件が発生した。この時にオブライエンはマックスウェル大佐を説得すべくフェニックスに乗船した。彼の説得を聞き入れたマックスウェル大佐はフェニックスの指揮権を副長に預け、カーデシアへの攻撃をやめた。(TNG:不実なる平和)
2368年、宇宙暦45020.4。クリンゴン内戦において、ロミュラン星間帝国がデュラス家を援助している証拠をつかむためにピカード大佐は20隻からなる艦隊を編成したが、ほとんどの艦で人員不足が起きており、オブライエンは一時的に戦術士官を務めた。(TNG:クリンゴン帝国の危機・後編)
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ディープ・スペース・9での勤務[]
2369年半ばに技術主任としてディープ・スペース・9へと異動になる。
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