Memory Alpha
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新時間軸
(2233年分岐)

元の時間軸の当該人物については、モンゴメリー・スコットを参照。
鏡像宇宙の当該人物については、モンゴメリー・スコット(鏡像宇宙)を参照。

 モンゴメリー・スコット(Montgomery Scott)は23世紀宇宙艦隊士官である。彼は2258年機関部長としてUSSエンタープライズのクルーに加わった。

経歴[]

 スコットは2222年スコットランドで生まれた。(TNG:エンタープライズの面影

 スコットは優れたエンジニアであり、宇宙艦隊アカデミーではクラスのトップをとった。そして応用相対論的力学の講座でアーチャー提督の助手を務めた。(スター・トレック映画公式サイト)

 しかしスコットはアーチャー提督の可愛がっていたビーグル犬をトランスワープ転送の実験台にして行方不明にしてしまい、懲戒処分を受けた。彼は連邦のデルタ・ヴェガ前哨基地に送られ、助手のキーンザーと二人だけで悪環境の中働くことになった。

USSエンタープライズ[]

 6ヶ月経った2258年、彼の元を未来のスポックジェイムズ・T・カークが訪れた。スポックは、自分が知っている未来のスコットが完成させるという、トランスワープ転送の正しい方程式をスコットに教えた。これにより、カークとスコットはワープ中のUSSエンタープライズ転送で乗り込むことに成功した。ところがスコットは自分自身をエンタープライズ機関部の導水管の中に転送してしまい、危うく溺れかけた。カークとスコットは一時拘束されたものの、スポック中佐を含むクルーと協力してロミュランナラーダに立ち向かうことになった。スコットはカークとスポックをナラーダの貨物室に転送した。そこなら誰にも見つからないはずだったが、転送された二人はたくさんのロミュランに囲まれていてすぐ銃撃戦が始まった。転送の失敗が続いたスコットだったが、ナラーダとの戦いの終盤ではカークとパイク大佐をナラーダから、スポックを宇宙船ジェリーフィッシュから同時に一つの転送機で転送収容することに成功した。これは前代未聞であった。

 ナラーダ破壊後、エンタープライズは人工ブラックホールに吸い込まれかけた。しかしながら、スコットはエンタープライズのワープ・コアを射出して爆発させることを思いつき、エンタープライズは衝撃波の助けで無事にブラックホールを逃れることが出来た。

 任務が成功してカークが艦長に昇進した後も、スコットはエンタープライズに残った。殉職したオルソンに代わり、彼は機関部長を務めることになった。キーンザーもスコットの部下としてエンタープライズのクルーになった。(スター・トレック

記憶に残る言葉[]

"トランスワープ転送てのは、弾丸にそれより小さい弾丸を命中させるようなもんだ。目隠しをして、馬に乗ったまんまでね"

- スコッティスター・トレック

"これ以上は艦が保ちません、艦長!"

- エンタープライズをブラックホールから逃れさせようとするスコッティスター・トレック

"おーびっくり!ジェイムズ・タイベリアス・"髪型バッチリ"キャプテンかい!おい、聞いたか?言ってやった、ハハハ!"

- エンタープライズの機関部長から解任されたあと、カークとコミュニケーターで会話中に酔っぱらっているスコッティスター・トレック:イントゥ・ダークネス

"酔ってるのか?"
"自由時間に何しても勝手だろ、ジミーちゃん?"

- カークスコッティスター・トレック:イントゥ・ダークネス

背景[]

 スコッティを演じるサイモン・ペグはスコットランド訛りのために、妻やその家族のグラスゴー訛りを手本にした。昔からスコッティはアバディーンかリンリスゴーの出身だということは言われてきているが、ペグは自分の演技の訛りとそれを調和させるべく、自分のMySpaceのページでスコッティのバックストーリーを書いている。[1]

 スコッティは2233年に歴史が変わる前に生まれているので、スポック同様、経歴は元の時間軸と重なっている部分がある。[2]

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