ライジェリアン | |
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ライジェリアン大使 | |
ライジェリアン大使 |
- 『劇場版スタートレック』のカメに似た種族については、ライジェリアン(Rigellian)を参照。
ライジェリアン(Rigelian)もしくはライジェル人はベータ・ライジェル5号星を母星としているヒューマノイド種族。(TOS: 惑星オリオンの侵略)
生理学的特徴[]
ドクターフロックスによるとライジェル人には四つないし五つの性別が存在する。(ENT: 第3の性)
ライジェル人の生理機能はヴァルカン及びロミュランと類似しており、特にヴァルカンの血液と相似点がある。ライジェル人は神経学的にもヴァルカン、ロミュランと共通点があり、神経系の病気であるテュヴァン症候群に罹ることがある。(TOS: 惑星オリオンの侵略、DS9: 闇からの指令)
歴史及び政治[]
他種族との関係[]
ライジェル人は22世紀の頃からアルファ宇宙域、ベータ宇宙域の幾つかの種族との関係を維持しており、2150年代の地球でもライジェル人の訪問は珍しくなくなっていた。
2154年、ズィンディ事件の後に活発になった排他主義者によって、一人のアンドリアンと二人のライジェル人が襲撃を受けた。(ENT: ヒーローたちの帰還)
同年に三人のライジェル人がクリンゴンに依頼されてドクターフロックスをサンフランシスコの通りで襲撃し誘拐した。その後ライジェル船を経由してクリンゴン艦に移送され、その後ライジェル人の誘拐犯とその船は破壊された。(ENT: クリンゴンの苦境)
2155年の初め頃、ライジェルは惑星連合の設立を望むメンバーである人類、テラライト、アンドリアン、コリダン、ヴァルカン等と共に会議に参加した。交渉の間、地球の宇宙翻訳機に不備がありライジェル語とアンドリア語の翻訳で混乱した。(ENT: テラ・プライム・前編、テラ・プライム・後編)
貿易及び通商[]
22世紀の間、ライジェル人の通商はライジェル貿易委員会が統制していた。(ENT: ロミュランの陰謀)
2154年、ライジェル偵察船はロミュラン無人艦の攻撃の犠牲になった。ドローン艦はセクターを動揺させるためにエンタープライズNX-01に擬装していたため、ライジェル貿易委員会は船の外見から判断して宇宙艦隊に連絡を取り船の賠償金とジョナサン・アーチャーの逮捕を要求した。(ENT: ロミュランの陰謀)
24世紀の間、ライジェルの貨物船は独自に活動を続けていた。2369年にライジェル貨物船はガンマ宇宙域でのミッションの為ディープ・スペース・9のドックに停泊していた。(DS9: エイリアン殺人事件)
医療の業績[]
ライジェルが開発したライジェル遺伝子療法はタガート症候群等の病気の治療に有効だった。(ENT: テラ・プライム・前編、テラ・プライム・後編)
2260年代半ば、実験中の計画で血液の再生産と交換を早める薬があった。ライジェル人はライジェル5号星で実験に成功していたが[1]、副作用として脾臓と肝臓に大きな緊張を与える。ドクターレナード・マッコイは後にヴァルカンのTネガティヴの血液を生成するための治療法として有用であることを発見した。(TOS: 惑星オリオンの侵略)
人物[]
付録[]
注釈[]
- ↑ 直接の言及ではないが、このことよりライジェリアンの母星はライジェル5号星であろうと考えられる。