複数の時間軸
(複数の異なる時間軸からの情報)
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ライジェル偵察船(Rigelian scoutship)[1]は22世紀にライジェルの貿易委員会が所有していた偵察艦であり、比較的小型の宇宙船でありながらも、重武装であった。乗員数は17名程度であった。
2154年、この艦級の内の一隻が地球連合宇宙艦隊所属のエンタープライズに襲撃される事件が発生した。
攻撃されたライジェル偵察船は応戦するも、救難信号を発信後に破壊された。その後、偵察船を破壊した艦の正体を知ったライジェル貿易委員会は、地球連合に対し、賠償と、船長であるジョナサン・アーチャー大佐の逮捕を求めた。
しかし、実際にライジェルの偵察船を破壊したのは、エンタープライズの姿に偽装したロミュラン無人艦であり、ライジェル偵察船はバベル危機に巻き込まれた形となったのである。(ENT: ロミュランの陰謀)
付録[]
注釈[]
- ↑ 吹き替えでは「重装備の偵察艇」と言及されている
背景[]
ライジェル偵察船として使用されたCGIモデルは、このエピソードに登場するまでにも何度か別の船に使いまわしとして登場していたが、大元のデザインはハザリの襲撃船に準ずるものであり、色彩を変更して使用されている。
また、ライジェル偵察船が破壊される映像は後に『ENT: 暗黒の地球帝国・前編』、及び『ENT: 暗黒の地球帝国・後編』のオープニングにおいて再利用された。