ルイス・ジマーマン(Lewis Zimmerman)博士は24世紀の地球人科学者で、EMHの開発責任者である。 また、彼が EMH Mark I のモデルとなっている。
経歴[]
ジマーマン博士は2320年地球のニュージャージーでグレゴリー・ジマーマンとサンドラ・フリッツの間に生まれ、2342年に宇宙艦隊アカデミーを卒業している。
ジマーマンは、2361年から2373年までジュピター・ステーションのホログラムセンターにて任務についており、ホロマトリクスのイメージとプログラミングの管理責任者であった。
また、ジマーマンはEMHの開発技術を用いて、新しいLMHの開発に乗り出し、ホロイメージのひな形にジュリアン・ベシアを選んでいる。そのためにDS9を訪問し、住人達にインタビューを行ってベシアの人物像を浮き彫りにしようとした。
クワークのバーで、ベシアは両親を呼ばないようにジマーマンに頼んだが、ジマーマンはその頼みを反故にし、リチャードとアムシャ・ベシアを直ぐにDS9に来るように要請していた。その後、ジマーマンはベシアが幼少時に遺伝子操作治療を受けている事実を発見し、彼はひな形にはふさわしくないとしている。(DS9: ジュリアンの秘密)
「父と子」の再会[]
ジマーマン博士は、ジュピター・ステーションで住・職を共にし、滅多にステーションをでることはなかった。彼の話し相手は、ホログラムだけであり、ハエのロイ、イグアナのレオナルドと彼の個人的なアシスタントホログラムであるハリー(彼女はジマーマン博士が創った初めての科学者のホログラムである)であった。
また、ハリーには特に親近感をもっており、彼女のことをホログラム以上の存在に考えていた。
2373年、ジマーマンは原因不明の病にかかり、衰弱が目に見えて酷くなっていた。そこで彼のことを心配していたレジナルド・バークレー大尉はパスファインダー・プロジェクトを通じて、デルタ宇宙域にいるUSSヴォイジャーのEMHに治療を独断で頼んだ。が、しかし、ジマーマンは後期発展型EMHである Mark III と Mark IV の診察を受けた後であり、ドクターの診察を頑なに拒んだ。
二人の傲慢さに業を煮やしたバークレーは、たまたま近くを航行していたUSSエンタープライズEのカウンセラートロイにジマーマンとドクターを説得するように頼んだ。(VOY: ジマーマン博士の屈辱)