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Romulan senate building, 2379

ロミュラン上院議会議場の建物の外観

Romulan senate floor, 2379

上院議会議場

Romulan Senate chamber

上院議会議場内の委員会

 ロミュラン上院議会議場(Romulan Senate chamber)は、ロミュラン帝国の首都惑星ロミュラスの首都に位置する巨大な議事堂ビルの中の円形の議場である。この建物でロミュラン上院議会は招集される。

 議場内の正面玄関の上部には帝国のシンボルを象った大きな彫像が掲げらている。ロミュランのシンボルはロミュランの母星である双子惑星ロミュラスレムスを掴んだ猛禽類(バード・オブ・プレイ)の像である。

 正面玄関側の半円側には三段の議員用の席が設えられており、政務長官永続委員会の席は議員達から見て反対側の半円側に設えられている。議場の中心の円形のフロアにはロミュラン中立地帯の星図が描かれており、議会で演説を行う者はここに立って行う。また、正面玄関の反対側の壁には、大型のビュースクリーンが設置されており、議場外部の者等との映像通信や必要な情報の表示に使用できる。

 2379年タローラ上院議員は小型のセラロン放射発生装置を議場に仕掛け、議員全員を暗殺した。

 尚、ロミュラン上院議会議場に最初に入室した連邦市民は、2379年のジャン=リュック・ピカード大佐であった。ピカード大佐はクーデターによってロミュランの政権を掌中に収めたシンゾンによって招待され、議場に招かれた。(スタートレック:ネメシス

背景[]

 『スタートレック:ディープ・スペース・ナイン』のエピソード『DS9: 消された偽造作戦』の削除シーンでは、ベンジャミン・シスコはヴリーナックに対して「創設者は友人たりえないとあなたが判断する前に、上院議会議場にはジェムハダーの兵士が立っているだろう」と述べ、ドミニオンによるロミュラン帝国攻撃計画は証拠など無くても明らかであると説得しようとしたシーンがあった。

 スタートレックの小説の『Star Trek: Vulcan's Heart』、『Star Trek: Titan』、『Taking Wing』、『The Good That Men Do』、『Enterprise: Kobayashi Maru』、『Star Trek: Section 31』、『Rogue』及び『Vulcan's Soul』では、この議場をHall of Stateと呼称している。

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