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2008年4月29日 (火) 13:25時点における版

ファイル:Inside the Warp Nacelle.jpg

ワープ・コイルが並ぶ ギャラクシー級のワープ・ナセル内部

ファイル:Shuttle removes warpcoil.jpg

ワープ・コイルの交換作業を行うシャトルクラフト

ワープ・コイル(Warp coil)は、宇宙艦ワープ・ドライブを構成する重要な部位の一つである。 ワープ・エンジン・ナセルの内部に組み込まれたコイルが、ワープ・コアで生成されたプラズマを受け取ることでワープ・フィールドを作り出し、超光速での航行を可能にする。

通常、ワープ・コイルは、高密度タングステン=コバルト=マグネシウムの核と、それを包み込む、成型されたヴァーテリウム・コルテナイドより成っており、単体では、楕円状の環を横にして上下に切り離した形をしている。
この組成は、Star Trek:The Next Generation Technical Manual内で初めて説明された。
これを上下に向かい合わせたものを1対とし、その隙間はフィールド解放ギャップと呼ばれる。

USSエンタープライズDでは、左右のワープ・ナセルにそれぞれ18対のワープ・コイルを搭載しており、その総重量は約1,230,000t、これは艦全体の重量のおよそ4分の1を占める。

2155年の鏡像世界では、トリップ・タッカー中佐がUSSディファイアントに遭遇したとき、この船のワープ・コイルの大きさなら、ワープ7を超える速度で飛ぶことが可能だ、と述べていた。(ENT:「暗黒の地球帝国パートII」)

ウェスリー・クラッシャーは、「僕の最初の友達は、ワープ・コイルだった」と述懐したことがある。(TNG:「エイリアン・ゲーム」)

ウィリアム・ライカーは、ワープ・コイルを過去200年間における最も重要な発明だと考えており、それ以前は「人類はたった一つのセクター内に閉じ込められていた」とのことである。(TNG:「26世紀のタイム・トラベラー」)

2372年、ベイジョー星系ワームホール内で起こった亜空間反転により、USSディファイアントは損傷を受け、ワープ・コイルはフィードバック・ループ状態にロックされた。(DS9:「父と子」)

2377年、USSヴォイジャーは修理のため惑星上に着陸し、シャトルを使っていくつかのワープ・コアの交換作業を行った。(VOY:「偽りのナイチンゲール」)