()
- 元の時間軸の当該惑星については、ヴァルカン星を参照。
ヴァルカン星(Vulcan)はヴァルカン星系のMクラス惑星であり、ヴァルカンの母星である。惑星連邦を設立した惑星のひとつでもある。
特徴[]
ヴァルカン星は、宇宙からは赤っぽく見える。地表は非常に乾燥しており、砂漠や山脈が多い。大きな岩の張り出した地形も特徴的である。
- 詳細はヴァルカン星を参照
歴史[]
- 詳細はヴァルカンの歴史を参照
破壊[]
2258年、60億の人口を持っていたヴァルカン星はロミュラン船ナラーダのネロによって攻撃を受けた。ナラーダは軌道上からドリル・プラットフォームを使用して惑星に穴を開け始めた。ヴァルカン星が発した救難信号により、宇宙艦隊は地球から8隻の連邦宇宙艦を派遣した。しかしヴァルカン星に到着した宇宙艦はUSSエンタープライズ以外全てナラーダによって破壊されてしまった。エンタープライズのクルーの尽力でドリルは停止させられたが、穴は既に惑星の核にまで到達しており、そこへ投下された赤色物質が特異点を作って惑星を内側から吸い込み始めた。ドリルが停止するまで通信と転送装置が使えなかったため、ヴァルカン星の住民が避難する時間は非常に限られていた。エンタープライズ艦長代理のスポックはヴァルカン司令センターに惑星全体に対する避難令を出させ、自分は転送上陸してヴァルカン最高評議会のメンバーを救出した。
スポックが救出に現れるまで評議会のメンバーは山の内部にあるカトラのアークに集まっていた。彼らがそこで取り出した過去の偉人のカトラを通して、ヴァルカンの文化遺産は守られた。
結局惑星から避難出来た人口は10,000名以下と見積もられた。[1]スポックは日誌に、ヴァルカンは「絶滅危惧種族」になったと記録した。(スター・トレック)
付録[]
背景[]
『スター・トレック』でのヴァルカン星の空は赤よりも青に見える。ロベルト・オーチーは色は季節性のものだと説明した。[2]この説明はENT: 風が呼んだエイリアンにおけるアーチャーとトゥポルの「ヴァルカンの空も青いのか」「時には」という会話とも符合する。