ヴァーリアン | |
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ヴァーリアン(Vaalian)もしくはヴァールの住民(People of Vaal)はさんかく座ガンマ6号星起源のヒューマノイド種族である。外見としては赤っぽい肌と白い髪が特徴である。23世紀の時点で1万年近く原始的な生活を続けていた。
文化[]
ヴァーリアンはおよそ紀元前8000年からヴァールと呼ばれる機械によって惑星ごと支配されており、ヴァールを神として崇めていた。
ヴァールの支配によりさんかく座ガンマ6号星は楽園のような快適な環境を保っており、病気も一切なかった。ヴァーリアンは死ぬことも老いることもなく、子供をつくることも知らなかった。実際、彼らの集落に子供は一人もいなかった。
彼らは顔に白や他の色の塗料で化粧をしていた。男性は左腕に、女性は髪に大きな花の飾りをつけていた。2267年に訪れたUSSエンタープライズの上陸班にも同様の飾りをつけて歓迎した。
言語[]
ヴァールの支配下で、ヴァーリアンの間では「愛」や「子供」といった言葉が使われていなかった。「子供」は「後継者」という言葉で代用された。
アクタがヴァールからアンテナを与えられたのは「薄暗い時代[1]」と呼ばれた。
「スポック」という名前はヴァーリアンたちの笑いを誘った。
歴史[]
2267年、奇妙な記録がされたガンマ6号星を調査するためにUSSエンタープライズが訪れ、カーク大佐率いる上陸班がヴァーリアンと平和的なファースト・コンタクトをした。しかしヴァールは上陸班を脅威と見なし、花や稲妻、爆発性の石で3名のクルーを殺した。後にヴァールはリーダーのアクタを通じてヴァーリアンに殺すことを教え、残りのクルーを襲撃するよう命令した。カーク大佐は攻撃に対し、最優先指令に反してヴァールを破壊することを決断した。
ヴァールが破壊されたことで、ヴァーリアンは生と死のある通常の生活を始めるようになった。(TOS:死のパラダイス)
人物[]
- アクタ
- サヤナ
- マコラ
- 無名のヴァーリアン
付録[]
注釈[]
- ↑ 「dim time」。日本語吹き替え版は訳出無し。