元素(element)とは原子の構成要素(陽子、中性子、電子)の数の違い、特に陽子の数による分類。元素はこの構成要素の数の違いによって各々異なる性質を示す。例えば水素、酸素、鉄など200種類以上の自然元素が存在し多くの人工元素がある。また陽子、電子が同じで質量数(中性子)が異なる元素を同位体と呼ぶ。
2152年までに地球の科学者は92種類の自然元素を発見していた。(ENT: 第3の性、フロックス船長の孤独)[1]
2371年、USSヴォイジャーは247番目の元素である元素247を発見する。この元素は原子量が非常に重く、550以上の核子から成るにも関わらず極めて安定していた。(VOY: 来世への旅)
24世紀後半までには元素は全部で323種類以上見つかり、五つの異なる相である固体、液体、気体とプラズマ及びボース-アインシュタイン凝縮物として存在し、元素には反粒子からなる反物質が存在する。(TNG: 魅せられて、少年指揮官ジャン・リュック・ピカード)
産業化以前の文明であるバーコン4号星では科学的事実と異なり、宇宙の基本元素は「空」、「火」、「岩」および「水」であるとされ、万物はそれらの元素から作られると信じられていた。(TNG: 記憶喪失のアンドロイド)